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田口和裕の「ChatGPTの使い方!」 第32回

文章術としてのCursor入門

2025年03月17日 17時00分更新

文● 田口和裕

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インラインチャットによるリライト・添削機能

 書いた文章を選択して「Ctrl+K」(Macでは「Cmd+K」)を押すと、インラインチャットが表示される。ここで「読みやすくして」「簡潔にして」「です・ます調に変換して」などと入力すると、AIがその指示に従って文章を書き換えてくれる。

 例えばこの文章の最終段落を選択し、

最終段落を選択

 「Ctrl+K」(Macでは「Cmd+K」)で表示されるチャット欄に「結論をもっと長めに」と入力。

 すると、修正候補が表示されるので、問題なければそのまま利用すればよい。

 校正機能も強力で、「校正して」と指示すれば、誤字脱字や文法的な間違いだけでなく、より自然な表現への修正案も提示してくれる。エディター上で直接編集できるため、従来のように別ウィンドウでAIチャットに文章をコピペする手間が省け、執筆の流れを妨げない点が大きな利点だ。

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