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秘密計算を活用したデータとAIを保護するセキュリティサービス「AutoPrivacy AI CleanRoom」提供開始

 株式会社Acompanyは2月25日に、ハードウェア型秘密計算(Confidential Computing)を用いたデータとAIを保護するセキュリティサービス「AutoPrivacy AI CleanRoom」の提供を開始すると発表した。同サービスを通じて、生成AIがビジネスの現場でさらに活躍し、業務効率化を支えるパートナーになることを目指すという。

「AutoPrivacy AI CleanRoom」は、データを暗号化したまま計算することができる秘密計算を用いたプライベートLLMを容易に構築できる開発基盤を開発者向けに提供することで、セキュアなAIエージェント開発などを用意に行うことができるようになるとしている。

 例として、「AutoPrivacy AI CleanRoom」を活用することでデータの内容を誰も把握することができないままChatGPTのような生成チャットアプリを作成したり、保有する「AIモデルのIP保護」と利用ユーザーの「データ保護」を両立したサービスを提供することが可能になるとしている。

 提供する主な機能は、AIクリーンルーム上でLLMをGPUで高速に処理可能な「LLMホスティング」や、Phythonで秘密計算による制御が可能な「プログラム実行基盤」、AIモデルへのアクセスを管理する「AIゲートウェイ」、そして秘密計算環境上で機密データを用いた検索拡張生成を可能にする「RAG」機能があるとのこと。

 同社ではこのプロダクトを通じて、企業全体のガバナンスを強化しながら、安全な生成AIの利用環境の構築をサポートするとしている。

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