このページの本文へ

2023~2029年の国内DCキャパシティ予測を発表、年間平均13.7%の増加

国内データセンターの電力容量、「ハイパースケール」と「AIサーバー」で拡大続く ―IDC

2025年02月20日 17時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 IDC Japanは2025年2月20日、国内の事業者データセンター(DC)に関するキャパシティ予測を発表した。関東、関西におけるハイパースケールデータセンターの建設ラッシュや、AI向けサーバーの導入急増を背景に、ITロード(データセンター内でIT機器に供給される電力容量)は、2024~2029年の期間、年間平均成長率(CAGR)13.7%で増加していくと予測している。

 IDCの調査によると、国内データセンターのITロードは、2024年末時点で2365.8メガVA。これがCAGR13.7%で増え続け、2029年末には4499.6メガVAに達する予測だという。

国内の事業者データセンター電力キャパシティ予測(ITロード): 2023年~2029年

 キャパシティ拡大の理由の1つめが、クラウド事業者のサービス拠点となるハイパースケールデータセンターの建設需要急拡大である。IDCでは「毎年300メガVAを超える規模のデータセンター新設が続く見込み」とする。

 またクラウド事業者、その他の一般企業の双方で、消費電力の大きいAIサーバーの導入が増加しており、この需要に対応するために新設データセンターの電力キャパシティも増加傾向にある。

 なお、他方ではデータセンター建設コストの上昇も見られるが、データセンターキャパシティに対する需要拡大は堅調であり、「データセンター新設の鈍化はほとんど見られない」という。IDC Software & Services リサーチマネージャーの伊藤未明氏は、「特にハイパースケールデータセンターの建設は引き続き急ピッチで拡大するであろう」と述べている。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    「原則出社」命じる企業とテレワーク社員の意識ギャップ/“推し活依存”自覚するZ世代が2割/シニアの利用が盛んな○○アプリ、ほか

  2. 2位

    データセンター

    600km超離れたデータセンター間でシステム全体を「完全自動復旧」 日立・NTTドコビジらが実証に成功

  3. 3位

    ビジネス・開発

    物流、病院、家事まで変える“フィジカルAI”最前線 AWSが支援する日本企業14社の挑戦

  4. 4位

    ITトピック

    SaaSに代わりAIエージェント支える“AaaS”が台頭/議事録作成AIは「意思決定支援」へ進化/生成AIの顧客満足度・1位はClaude、ほか

  5. 5位

    sponsored

    Active Directoryがサイバー攻撃の標的となる理由とその対策

  6. 6位

    TECH

    フロンティアAI対策を国内組織はどう捉えているか “内製化への意欲”と待ち望む“政府主導のガイドライン”

  7. 7位

    ビジネス・開発

    フィジカルAIを支える「攻めのIoT基盤」と「守りのOTセキュリティ」

  8. 8位

    sponsored

    高齢者をポットで見守る「みまもりほっとライン」 25年続く「サービスの温もり」とは?

  9. 9位

    デジタル

    Dropbox Protect提供開始 “過剰なファイル共有”をすべて把握し情報漏洩リスクを低減

  10. 10位

    デジタル

    「ツールは入れて終わりじゃない」 香川の建設コンサルが利用率1割だったkintoneを全社基盤に育てるまで

集計期間:
2026年09月01日~2026年09月07日
  • 角川アスキー総合研究所