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Creative「Pebble Nova」

聴いてみたらガチだった、「高価格でも買いたい」驚きの球形スピーカー

2025年02月09日 17時00分更新

文● ドリブルまつなが/ASCII 編集●ASCII

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「Pebble Nova」のメリットとデメリット

 まずは「Pebble Nova」の特徴(メリット)と、購入する際に注意したいポイント(デメリット)について紹介します。

メリット1:見掛け倒しじゃない、球形デザインが高音質の証

 Pebble Novaの最大の特徴は、なんといってもこのユニークな球形デザイン。これはただ見た目にこだわっているのではなく、スピーカードライバーとツイーターユニットを同軸上に配した構造をしているためです。加えて背面に大型パッシブラジエーターを採用する構造によって、全域にわたって高音質なサウンドが楽しめます。

Pebble Nova

スピーカードライバーとツイーターユニットを同軸上に配したハイエンドなスピーカー デザイン

 さらに、ドライバーを45°上向きに配置しているため、スピーカーを机に置いた際は音がダイレクトに耳へ届きます。見た目の可愛らしさとは裏腹に、音質面での工夫がしっかり詰まっていますね!

メリット2:ハイパフォーマンスなアンプで迫力増し

 コンパクトな見た目からは想像できないほど奏でるサウンドも一級品です。これは、出力50W RMS/ピーク時100Wというハイパフォーマンスなアンプを搭載しているからこそ実現できるもの。迫力の大音量に加えて、一般的なPCスピーカーでは物足りない音の厚みや立体感のあるサウンドがしっかりと感じられます。

 映画やゲームを楽しむ際は、音の奥行きや臨場感がはっきりと感じられるはず。音楽を聴いても特に低音の迫力と中高音のバランスがよく、幅広いジャンルで心地よいリスニング体験ができました。RGBライティングにもぬかりはなく、PCやスマホのCreative アプリでライティングのカスタマイズやEQ調整などが行えます。

Pebble Nova

スタンドも付属します

メリット3:設置しやすさも◎、付属スタンドが便利

 Pebble Novaは、従来の「Pebble」シリーズよりもやや大きめの設計ですが、それでもデスク上にスッキリと収まるサイズ感。さらに、付属のスタンドを使えば、より自由な設置が可能です。スタンドの角度を調整すれば、向けたい方向に音を届けることができます。

購入時に注意したい2つの側面

接続が少々煩雑

 高出力な反面、パソコンと接続するケーブルと、付属の65W USB PD電源アダプターとのケーブル接続が必要です。また、スタンドは非常にスタイリッシュですが、ネジ止めが必要なので、簡単な工具を手元に用意しておく必要があります。

Pebble Nova
Pebble Nova

USB Type-C給電に対応。イヤホン・マイク端子も搭載します

ハイレゾに非対応

 ハイレゾは非対応なのも、対応フォーマットにこだわる人は留意すべきポイントです。また、Bluetoothについても対応コーデックは標準のSBCのみ。音質は対応フォーマットのみで決まるわけではなく、スピーカーユニットや筐体などの物理的なつくりも重要です。一方、本機はアナログ入力も持っているので、高音質を追求したい方は、上流に「Sound Blaster X5」などのUSB DACを導入するという選択肢もあります。システムとしてのアップグレードを検討しましょう。

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