米国のトランプ大統領がメキシコ湾の呼称をアメリカ湾に変更する大統領令を出したことを受け、グーグルは1月28日、Googleマップでの表記を変更する方針を明らかにした。
同社によると、Googleマップに表示される地名等は、各国政府の公式見解に基づいた名称を採用することが慣例。米国に関しては「Geographic Names Information System(GNIS/地名情報システム)」が基準となっており、こちらの情報がアメリカ湾に変更され次第、Googleマップの表記も切り替わるとしている。
We’ve received a few questions about naming within Google Maps. We have a longstanding practice of applying name changes when they have been updated in official government sources.
— News from Google (@NewsFromGoogle) January 27, 2025
なお、国により正式名称が異なる場合は、国内のユーザーにはその国が掲げる正式名称を、外国のユーザーには複数の正式名称を表示する形を採用。今回のケースなら、米国のユーザーはアメリカ湾のマップが、日本のユーザーはアメリカ湾とメキシコ湾が併記されたマップが表示される形となる。
