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「AMD Ryzen 7 9800X3D」搭載のサードウェーブ「GALLERIA」デスクトップは重厚感とアドレサブルRGB対応の前面パネルが魅力

2025年01月29日 11時00分更新

文● ハイサイ比嘉 編集●ASCII

提供: 日本AMD

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重厚感あふれるデザイン、アドレサブルRGB対応の前面パネルが印象的な「GALLERIA」デスクトップモデル

 サードウェーブの「GALLERIA」(ガレリア)シリーズのデスクトップモデルは、新しい世界への“ゲート”を意図したアドレサブルRGB(ARGB)対応のLEDライトを前面パネルに採用したうえで、ガンメタリック塗装を施した重厚感のある落ち着いたデザインが特徴的だ。「AMD Ryzen 7 9800X3D プロセッサ」搭載モデルを筆頭に高い性能を備えているうえ、静音性と冷却性能を両立させた設計のおかげで重量級のゲームを長い時間動作させても安心して使える。

サードウェーブの「GALLERIA」(ガレリア)シリーズのデスクトップモデル。デザイン会社とともにゲーミングパソコンをコンセプトから考え直し、新しい世界への“ゲート”を意図したアドレサブルRGB(ARGB)対応のLEDライトを前面パネルに採用した

天板部手前側の外部インターフェースとして、USB Type-A×4を配置。デスクの上下左右どこに置いてもアクセスしやすいよう45度傾斜させている

 また「GALLERIA」シリーズのデスクトップモデルでは、パソコンの高性能化による熱の上昇に対応するため、冷却性能を全面的に見直し、両サイド前方および天面フィルターメッシュ部分の孔径を30%向上させたという。内部冷却ファンが、静音性を維持しつつ、負荷に応じて最適な回転数で吸排気を行なえるようにした。

パソコンの高性能化による熱の上昇に対応するため、冷却性能を全面的に見直した

「AMD Ryzen 7 9800X3D」搭載モデルが、フラグシップにふさわしいベンチマーク結果をたたき出した!

 ベンチマーク向けの試用機として、今回はCPUに「AMD Ryzen 7 9800X3D」、GPUには「AMD Radeon RX 7900 XTX」(24GB)、32GBメモリー、1TB SSDというスペックを選定した。

 「AMD Ryzen 7 9800X3D」の魅力は、AMDの新CPUアーキテクチャー「Zen 5」を基盤とするCPUであることや、第2世代3D V-Cacheを採用していることだ。「Zen 5」世代はそもそも高効率と高性能を特徴としており、多くのアプリやウィンドウを開いた作業や、3Dレンダリングなどクリエイティブ用途での作業効率の向上が見込める。また第2世代3D V-Cache分の64MBを含む計96MBもの3次キャッシュのおかげで、ゲームによっては高いフレームレートで描画できる。このためゲームに強いCPUとして歓迎され、世界的に人気なのだ。

 最初に利用したベンチマークソフトは「CINEBENCH 2024」で、3Dレンダリングを行ないCPUの演算性能を計測する。その結果、CPUの1コアあたりの性能(シングルスレッド)の指標になるシングルコアが「129」、CPUの全コアの性能(マルチスレッド)の指標を示すマルチコアは「1254」となった。シングルコアの数値が高いため軽快に動作しやすく、マルチコアの結果によってCPUの最大性能が高いことが分かった。

 ゲームに近い環境として実行したベンチマークソフトが、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークソフト」だ。画面解像度設定は1920×1080ドット、またフルスクリーン表示にしたうえで、画質を変更しながらスコアとフレームレートをチェックした。その結果はというと、すべて「非常に快適」という評価になった。平均フレームレート、最低フレームレートの計測結果も非常に良好で、なめらかな描画で楽しめるだろう。

 また今回は、GPUとして「AMD Radeon」を組み合わせているため超解像度(アップスケーリング)技術「AMD FSR」のメリットが大きく、下に掲載した画像や表のように高い結果となった点も覚えておきたい。さらに、AMDのフレームレート向上技術「AFMF 2」によって、実際のプレイでは今回の数値以上に高いパフォーマンスを得られる。最新タイトルで快適に遊びたいなら、Ryzen+Radeonという組み合わせをオススメしたい。

「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークソフト」実行結果
スコア 評価
最高品質、AMD FSR 40105 非常に快適
高品質(デスクトップPC)、AMD FSR 42384 非常に快適
標準品質(デスクトップPC)、AMD FSR 48779 非常に快適

 またPCの総合力を計測できる「PCMark 10」では、総合スコアは「10694」となった。アプリ起動やWebブラウザーの快適さを示す「Essentials」は「13470」、オフィスアプリ利用時の性能を示す「Productivity」は「12513」。コンテンツ制作に関するパフォーマンスを確認できる「Digital Content Creation」は、「19688」となった。フラグシップらしく、すべての数値が高い結果だ。

落ち着いたデザインのゲーミングPCがほしい人は、サードウェーブの「GALLERIA」デスクトップモデルをチェック!

 サードウェーブの「GALLERIA」シリーズのデスクトップモデルは、「AMD Ryzen 7 9800X3D」による高い性能、重厚感も感じさせる落ち着いたデザイン、アドレサブルRGB対応の前面パネルが魅力だ。静音性と冷却性能を両立させた設計も、最新ゲームを心ゆくまで遊びたいゲーマーにはうれしいメリットだろう。高画質かつなめらかな表示でゲームを楽しみたいなら、ぜひ手に入れてほしい。

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