新しいオープンワールドのシステムで新たなゲーム体験も
忍らしいステルスも派手なアクションも楽しめる「アサシン クリード シャドウズ」先行プレイレポート
スキルツリーや装備の強化といったRPG要素も
戦闘は、アクション要素だけでなく、装備や熟練(スキルツリー)といったRPG要素もある。弥助と奈緒江はそれぞれ違ったスキルを持っており、駆使することでより敵を倒しやすくなる。単純なステータス強化もあるため、どうしても勝てないという場合は、この熟練を上げる作業が必要になるかもしれない。
また、武器や防具にはステータスがある。敵を倒すとドロップすることがあるので、武器や防具を拾ったら、ステータスを確認するといいだろう。
オープンワールドをより自由に
これまでのアサシン クリードシリーズでは、次行く場所のアイコンが明確に表示され、そこに行けば物語が進むというのが基本だった。しかし、本作ではオープンワールド内で“発見すること”を重視しており、従来のように明確な行く場所が指定されることはあまりない。
例えば、「要人を救出する」というミッションが与えられた際、要人の場所が表示されるのではなく、画面左上に「播磨にいる」「姫路の南東にいる」「射楯兵神社にいる」という3つのヒントが表示された。これをもとにマップを使って「播磨」「姫路の南東」の場所を調べ、そこまで行ったうれでマップの情報を更新し、射楯兵神社を見つけて要人を発見することになる。
この要素を楽しいと感じるか面倒と感じるかは人それぞれだろうなと思ったが、私は人を探すという行動をとるときに、得られた情報の中でマップ内を探索して自分の力で見つけるというのはより自然なことだなと感じ、リアル感があっていいなと思った。
なお、探索で困ったときはマップ上にある「?」に注目するといい。そこからミッションの糸口が見つかったり、あるいは探していた人物がいたりすることもある。
なお、シリーズ伝統として高い場所に登ってビューポイントからのシンクロという要素も残っているが、こちらも少し仕様が変わっている。シンクロしたらすべてのアイコンが明らかになるわけではなく、シンクロしたうえで「観察」をすることで、周囲の興味深い場所を発見できることになる。
ちなみに、明確なクエストマーカーのほうがいいという場合は「密偵」機能を使うと調査が簡単になる。加えて、行きたい場所まで白いマーカーが表示されるパスファインダー機能も用意されているので、探索要素ではなく素早くストーリーを負いたいという人は、こちらを使用するといいだろう。
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