この連載ではこれまで、「ChatGPT」をはじめ「Claude」や「Perplexity」といった大規模言語モデル(LLM)を活用したサービスを紹介してきた。
今回は、これまで取り上げられていなかったグーグルのチャットAIサービス「Gemini(ジェミニ)」について、使い方や無料版・有料版の内容を紹介していく。
Geminiの簡単な歴史
2023年12月6日、グーグルは新たな大規模言語モデル(LLM)としてGeminiを正式に発表した。続いて同年12月13日には、米国と英国で先行公開された対話型AIサービス「Bard」にGeminiが組み込まれ、大きな注目を集めた。
さらに2024年2月8日には、Bardの名称がGeminiに変更されるとともにモバイルアプリが公開され、有料版サービス「Gemini Advanced」もスタート。こうしてグーグルの大規模言語モデルと対話型AIサービスは、最終的に「Gemini」に統一された。

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