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リアルタイム音声翻訳ソリューションをTeamsで活用

もう怖くないグローバル会議 NECがウェブ会議に「DeepL Voice」世界初導入

2025年01月09日 16時00分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 独DeepLは、2025年1月7日、NECがDeepLのビジネス向けのリアルタイム音声翻訳ソリューション「DeepL Voice」を世界で初めて導入したことを発表した。

 DeepL Voiceは、2024年11月に発表された同社初の音声翻訳ソリューション。翻訳精度と安全性の高さを売りとするDeepLの言語AIプラットフォームを通じて、複数の異なる言語間でのオンライン会議、または対面での会話のリアルタイム翻訳を実現する。現在、日本語も含む13言語で音声入力が利用でき、今後も対応言語を拡大予定だ。

DeepL Voice(11月発表のニュースリリースより)

 NECは、2024年12月1日より、MicrosoftのTeamsに統合する形で、DeepL Voiceの活用を開始している。50カ国以上で事業を展開する中で、グローバルのオンライン会議における言語の障壁をなくすことを目的で導入した。

 NECは、自社をゼロ番目のクライアントとして最新技術を取り入れ、得られた知見を顧客や社会に展開する「クライアントゼロ」戦略を推進しており、DeepL Voiceを世界に先駆けて試すことで、ビジネスにおける言語の壁を超えたコミュニケーションの進化を目指すという。

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