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山根博士の海外モバイル通信 第733回

ハッセルブラッドカメラで話題の「OPPO Find X8」の日本未発売カラー3色を比較した

2024年12月28日 12時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII

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海外で販売中の3色

OPPO Find X8の日本未発売のカラバリを紹介

 ハッセルブラッドカメラ搭載の高性能カメラモデル、OPPO「Find X8」は日本ではスペースブラックとスターグレーの2色が販売されています。しかし、海外ではそれ以外のカラバリも展開もされています。特に中国では全4色と、他国より多い色が販売中です。

日本発売のFind X8の2色

 まずは中国のみで販売中のブルー(ウィンドチェイサーブルー)。薄いブルーですがカメラバンプがブラック仕上げであることもあり、雰囲気はほかのカラーモデルと大きく異なります。

中国販売中のブルー

 カメラバンプはブラックモデルと同じパーツなのでしょうが、背面全体がブルーであることもあり、ハッセルブラッドの「H」ロゴがより目立つように感じられます。

中央の「H」ロゴもより目立つ

 フレーム部分もブルー仕上げ。Find X8の各色の中で一番特徴のあるモデルだと言えます。

ディスプレー以外の部分、背面から側面はすべてブルーだ

 続いてこちらはホワイトモデル。これも中国のみの展開です。純白カラーといった感じでライトなイメージです。

ホワイトモデルも中国のみ

 こちらは背面の「H」ロゴが全体の中に埋もれて目立ちません。それが逆にさりげない印象を与えてくれます。

Hロゴは逆に目だたない

 そしてシェルピンク。中国とグローバルで名前が違うのですが、同じものでしょう。しかしピンクと呼ぶにはかなり色は薄く、光の当たり方によってはホワイトモデルとの区別がつかないくらい薄めです。

シェルピンクはグローバルでも販売中だ

 ホワイトとシェルピンクを重ねてみると、たしかにピンク色であることがわかるものの、かなり微妙な差です。個人的にはもうちょっと濃い目がよいのではと思う反面、ブルーも含めFind X8のカラーリングは淡い色合いに仕上げようとしたのでしょう。

上がホワイト、下がシェルピンク

 中国のOPPOストアでブラック以外の3色を並べてみました。Find X8の日本展開はおそらく1年くらい続くでしょう。数ヵ月後にブルーあたりを追加で投入してほしいですね。

日本で追加色の投入にも期待

筆者紹介───山根康宏


 香港在住の携帯電話研究家。海外(特に中国)のスマートフォンや通信事情に精通。IoT、スマートシティー、MaaS、インダストリアルデザインなど取材の幅は広い。最新機種のみならずジャンク品から100万円のラグジュアリーモデルまであらゆる携帯電話・スマートフォンを購入する収集家でもあり、その数はまもなく1800台に達する。

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