佐賀県唐津市の名護屋城で限定1000枚の御城印が登場!

文●九州♡Walker編集部

提供: 唐津市

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限定1000枚の名護屋城御城印

御朱印のお城版として人気の「御城印」。お城巡りをして、その記念として集めている人が増えている。そんななか、佐賀県唐津市にある名護屋城で、雑誌「戦国LOVEWalker2025」(2024年12/23発売)とコラボレーションした、限定の御城印が登場した。

2枚で1つの絵になるペア御城印

 この御城印、雑誌「戦国LOVEWalker2025」の付録として付いている名護屋城御城印とペアになっており、2つの御城印を並べると一つの絵が完成するというペア御城印になっている。雑誌の付録の御城印を持って、名護屋城跡観光案内所に行くと無料でもらえる仕組み。限定1000枚のみで、なくなり次第終了というレアな御城印だ。

左は雑誌「戦国LOVEWalker2025」付録の御城印、右が名護屋城で配布されるもの

雑誌の付録には黄金に輝いていたという天守、配布される御城印には豊臣家の家紋を配置。さらに2枚を合わせると、5重の天守を持つ名護屋城や城下町、各大名の陣屋などが描かれた「備前名護屋城図屏風」(佐賀県立名護屋城博物館蔵)が完成する。

●名護屋城跡観光案内所

住所:佐賀県唐津市鎮西町名護屋1938-3

名護屋城跡を巡ってみよう

名護屋城跡には石垣なども残される

名護屋城は、戦国時代、文禄・慶長の役の前線基地として、豊臣秀吉によって築かれた城。当時、国内最大級の規模を誇る城郭であり、城下のにぎわいは京をもしのぐといわれた。秀吉の死によって、文禄・慶長の役が終わると廃城、棄却されたが、それゆえ当時の石垣構造が回収されずに残るなど、貴重な遺構として評価されている。

周辺には見どころがいっぱい

名護屋城周辺には、観光スポットも多数。

海月。建物の設計は日本を代表する建築家・吉村順三によるもの

名護屋城跡に隣接する「名護屋城茶苑『海月(かいげつ)』」は、呈茶などを気軽に楽しめる城跡を借景とした庭園に、数寄屋造りの茶屋と茶室が配され、四季の移ろいも魅力だ。

●名護屋城茶苑「海月(かいげつ)」

住所:唐津市鎮西町名護屋3458 電話:0955・82・4384 営業時間:9:00~17:00(呈茶 10:00~16:00※最終受付15:30)  休み:水曜(祝日の場合翌日)、12/29~1/3 料金:入 苑料大人¥210、高校生以下¥150、もてなし呈茶1回¥390

朝市通りで毎日開催される呼子朝市

車で10分ほどで、有名な「呼子朝市」もある。日本三大朝市のひとつで、約200mの朝市通りに50軒近くの露店が並ぶ。

●呼子朝市

住所:佐賀県唐津市呼子町呼子 電話:0955 • 82 • 3426(呼子観光案内所) 字間:7:30~12:00 休み:1/1

玄海海中展望塔の展望室

海中の散歩を楽しんでいる気分になれる「玄海海中展望塔」も車で10分ほど。陸から桟橋でつながった海中展望塔で、水深7mの展望室からは、自然のままの海の生き物たちを観賞できる。

●玄海海中展望塔

住所:佐賀県唐津市鎮西町波戸1628-1 電話:090・3464・5337 営業時間:9:00~18:00 (10~3月は17:00まで) 休み:なし※荒天時休館 料金¥1,000、小中学生¥500、未就学児無料

玄界灘の海上交通の神様として崇拝される田島神社

車で15分ほどにあるのは、「田島神社」。肥前最古の神社といわれ、豊臣秀吉が名護屋在陣の際に使用したという太閤石などがある。

●田島神社

住所:佐賀県唐津市呼子町加部島3965-1 電話:0955·82 ·3347

天下人・豊臣秀吉が築き、全国から有名武将が集まり、京にも劣らぬ繁栄ぶりを誇った名護屋城とその城下町。そんな想像をふくらませながら唐津市を訪れると、より一層楽しめそうだ。

取材協力/唐津市、佐賀県観光連盟、佐賀県立名護屋城博物館