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旅の達人が伝える! スマートトラベラーへの道 第74回

信じられないくらい航空券が安かったので……

【うわっ…安すぎ…?】片道2万1320円でドバイに行ってみた! 機内食はやきそばです 〜出発/到着編〜

2024年11月27日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス/ASCII

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 海外旅行先として人気のドバイへ、9月に行ってきました。なぜドバイかというと、ぶっちゃけ「航空券が安かったから」です。連載記事(「ドバイが片道1万円台!? この秋、航空券が安いお得な海外旅行先 3選」)でもお伝えしましたが、夏頃は中部国際空港(セントレア)発のドバイ行きが、片道1万円台後半から購入できました。

2024年8月に調べた際には、ドバイまでのチケットが片道1万円台後半〜と激安でした

 これだけ安いならドバイまでの往復航空券と宿をあわせて、「5万円以下で、ドバイ往復も可能なのでは?」 と思い、即座に予約。というわけで、何週かにわけて超低予算ドバイ旅のレポートをお届けします。

世界の富豪が集まるドバイへ行ってみよう!

●飛行機のチケットは片道2万1320円

 まずは往路のフライト。もはや格安航空券の定番ともいえる中国東方航空を使った、中国乗り継ぎでのアクセスです。購入はOTAのTrip.comを使い、価格は6月に購入した時点で2万1320円でした。

6月購入時点では2万1320円でしたが、なんと、このあとさらに値下がり

 購入時はこれでも安いなと思っていたのですが、購入後さらに値下がりして前述のように1万円台後半へ。このときに買えればもうちょっと予算に余裕ができたのに……と悔しい! こういうのはしょっちゅうあって、旅の経験を何年積んでも航空券を購入するタイミングを見極めるのは難しく失敗も多いんですよね。

●どんなルートで行くのか? ビザ問題は?

 今回は中部国際空港(日本)を出て、上海浦東空港(中国)を経由し、ドバイ国際空港(UAE)へと向かうルートです。以前レポートした連載記事(「中国乗り継ぎの飛行機で帰国が危ぶまれる事態に!? GWに体験したOTA経由の格安航空券トラブルとは」)でも、同じく中国東方航空乗り継ぎを利用しましたが、このときは中国国内線を含む2回乗り継ぎのため、中国への臨時入境(入国)が必要でした。

 今回は同じ空港からそのまま国際線ということで、中国へ入国する必要はなし。ちなみに先日、中国は、日本人の短期ビザ免除(滞在30日)を2024年11月30日から実施すると発表しました。これまで、中国へ行くには基本的にビザの事前取得が必要でした。乗り継ぎで入国する場合は、事前のビザ取得は不要なものの、到着空港で24時間もしくは72/144時間の臨時入境の申請をする必要があり、かなり手間だったんです。

 しかし11月30日以降は、短期滞在ならビザ免除となるので、中国旅行はもちろん中国系の航空会社を使った乗り継ぎ便の利用もかなりアレンジが効くようになります。

中国の駐日本国大使館でもビザ免除措置対象国の範囲拡大のお知らせが掲載されています

 ただ、入国のめんどうくささが、激安航空券の理由のひとつにもなっていたため、日本人の短期ビザ免除は今後の航空券高騰にもつながりそうですね。節約旅人としてはちょっと複雑な心境です。

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