JR東日本グループのビューカードは11月25日、顧客との通話内容を録音したSDカード20枚を紛失したと発表した。同日現在、紛失した個人情報による被害は確認されていない。
録音装置の廃棄過程でSDカードを紛失か?
紛失したSDカードに記録されているのは、同社の「審査発行センター」における顧客との通話を録音したデータ。内容は申し込みについての確認や書類の提出依頼、入会審査に関するやり取りで、氏名、生年月日、電話番号、住所といった個人情報も含まれているという。クレジットカード番号や暗証番号に関する情報は含まれていない。
■概要
対象期間:2024年9月までの間(対象期間の初日の日付は未発表)
紛失したデータ:対象期間内における「ビューカード審査発行センター」と顧客の通話の録音データ(申込内容の確認、書類の提出依頼、入会審査に関する内容等)
録音データに含まれる個人情報:
・氏名
・生年月日
・電話番号
・住所
※ クレジットカード番号や暗証番号に関する内容は含まれていない
事態が判明したのは11月15日。同社は電話録音装置の廃棄手続き過程でSDカードを紛失したと判断し、関係する社内フロアを捜索しているが、判明から10日が経過した11月25日時点ではSDカードを発見できていない。
同社は本件について個人情報保護委員会へ報告するとともに、引き続き調査を進めるとしている。