「アクポニ貸し農園」サービス開始。アクアポニックスの新規参入を支援
アクポニは、神奈川県藤沢市長後の「ふじさわアクポニビレッジ」にて、新しい農園貸し出しサービス「アクポニ貸し農園」を11月から提供開始する。
「アクポニ貸し農園」は、アクアポニックスの導入を検討する企業や個人に向けて、実証実験の初期コストとリスクを軽減することを目的として提供される。契約者は農園利用のみならず、アクアポニックスの生産管理を効率化する「アクポニ栽培アプリ」や育苗設備の使用、さらに現地での栽培相談も受けることが可能だ。
アクポニは、特に異業種からの参入に際して生じる「実証場所の確保が困難」「高い初期コスト」などの課題を解決するため、専門家が常駐する藤沢市の自社農園を利用した本サービスを立ち上げた。今後はサービス内容の拡大も予定されている。
「アクポニ貸し農園」では、月額9万円〜の区画貸しと15万円の一棟貸しプランを提供する。水耕栽培と水産養殖を融合した循環型農業であるアクアポニックスを基に、既存の設備をシェアすることで、初期費用を削減しつつ、テストマーケティングや生産管理の効率化が可能になるという。