画像生成AI技術の健全な発展の促進を目指す「Generight」、デジタルコンテンツの信憑性証明に取り組む標準化団体「C2PA」に参画
株式会社リワイア
デジタルコンテンツの安全性と信頼性向上のために、GenerightのトレーサビリティIDをC2PA規格を用いて付与することを目指す
フィードフォースグループ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:塚田 耕司)のグループ会社である株式会社リワイア(本社:東京都港区、代表取締役:加藤 英也、以下「リワイア」)は、デジタルコンテンツの出所と信憑性の証明を行う技術規格の標準化団体Coalition for Content Provenance and Authenticity(以下、C2PA)にコントリビューターとして参画いたしました。
デジタルコンテンツの出所と信憑性の証明を行う技術規格の標準化団体「C2PA」について
C2PAは、Linux Foundationという技術コンソーシアムにおいて、Adobe、Intel、Microsoftなどが2021年に共同開発財団プロジェクトとして設立した団体です。昨今のインターネット上で見られるフェイクメディアや偽情報の蔓延に対処するため、デジタルメディアやコンテンツの出所や編集、改ざんの履歴を確認することができるようにする技術標準を定めています。
現在、Google、OpenAI、SONY、Canon、NHKなど世界各国の企業が参加しており、デジタルコンテンツの信頼性確保に向けた取り組みを推進しています。
▼C2PA
https://c2pa.org/
画像生成AI技術の健全な発展の促進を目指す「Generight」について
Generightは、日本のクリエイティブ産業、特にアニメやマンガなどの豊富なIPを活用しながら、画像生成AIにおける権利問題に対応するサービスです。基盤モデルには許諾を得た画像のみを用いて構築されたBRIAを採用し、生成AIの信頼性と公平性を確立することで、クリエイティブエコノミーの持続可能な発展を実現します。
主な特徴
- 許諾を得たデータセットのみで構築された基盤モデル「BRIA」を採用
- 自社IPを活用したオリジナル画像生成AIの構築(追加学習)
- トレーサビリティ確保のための情報を画像に付与
- 生成画像から追加学習データの確認が可能
▼サービスサイトURL
https://generight.ai
C2PA参画の背景と今後の展開
近年、生成AI技術の急速な発展により、デジタルコンテンツの信頼性確保が重要な課題となっています。Generightは、独自のトレーサビリティ技術により、Generightから生成される画像の追加学習データの出所を検出する技術を提供してきました。
このたびのC2PA参画を機に、以下の取り組みを推進してまいります。
- C2PAフォーマットへの対応
- - Generightで生成される画像へのC2PA付与機能の実装
- - 実物の写真と生成AI画像の区別を可能にし、フェイクニュース対策に貢献
- - デジタルコンテンツの信頼性向上への寄与
- トレーサビリティ情報のC2PA対応
- - GenerightのトレーサビリティデータをC2PA内に組み込む機能の開発
- - 国際標準規格に準拠した形式での情報提供の実現
- - 画像編集後もトレーサビリティ情報を維持可能な仕組みの構築
GenerightはC2PAコントリビューターへの参画を通じて、生成AIコンテンツの透明性と信頼性の向上に取り組んでまいります。
【株式会社リワイア 会社概要】
「コマースを、つなぎなおす。」をミッションに、ECシステムの技術支援をはじめ、コマースに必要な各種機能をつなげるインテグレーションサービスを提供しています。システム構築の経験豊かなエンジニアを中心に、ShopifyをはじめとしたECサイト・アプリを技術面からサポートします。自社開発アプリとして、ポイント機能を実装できる「どこポイ」、チェックアウト画面やサンクスページを最適化する「あとプラ」、会員ランクを作成する「らんキィ」を提供中。
会社名:株式会社リワイア
所在地:東京都港区青山一丁目2番6号 ラティス青山スクエア3F
代表者:代表取締役 加藤 英也
事業内容:コマースのデジタル化支援 / ECシステム・アプリ開発 / ECシステム構築支援
Webサイト:https://rewired.jp/
本件に関するお問い合せ先
株式会社リワイア
担当 : 八百
E-mail:info@rewired.jp