対話型音声AI SaaSのIVRy(アイブリー)、福島銀行と業務提携を開始し、東北地方の中小企業のDX支援を両社で推進
IVRy
~当社初となる地域金融機関との提携~
対話型音声AI SaaS「IVRy(アイブリー)」を提供する株式会社IVRy(本社:東京都港区、代表取締役/CEO:奥西 亮賀、以下「当社」)は、株式会社福島銀行(本店:福島県福島市、取締役社長:加藤 容啓、以下「福島銀行」)と、業務提携を開始したことをお知らせします。
当社において、地域金融機関との提携は全国で初めてとなります。
福島銀行の強固な地域ネットワークを活用し、企業における業務効率化の推進とAI活用の加速をすることで、東北地方の企業における人手不足解消に寄与してまいります。当社は今後も、対話型音声AI SaaS「IVRy」を活用し、様々な企業のDXを推進していただける地域のパートナーとのネットワークを拡大することで、日本中の事業者に最高の技術を届けてまいります。
福島銀行との業務提携について
2024年に日本商工会議所・東京商工会議所が公開した調査結果(※1)によると、中小企業において、人手が「不足している」との回答は6割超となり、業種別にみてもほぼすべての業界の60~80%が「非常に深刻(事業運営に深刻な影響があり、廃業のおそれがある)」または「深刻(事業運営に影響があり、今後の事業継続に支障が出るおそれがある)」と回答しています。
また、福島県復興・総合計画課が公開した資料(※2)によると、福島県の人口不足との推計は1998年をピークに減少傾向となっており、働き手となる15~64歳の人口は減少しています。同県の人手不足は全国より速く進んでおり、生産性向上への対策は急務となっています。
中小企業の業務効率化・業務自動化の需要は増加している中、本業務提携により、福島銀行は「IVRy」を紹介し、顧客の業務効率化の要望に対応することで、経営を多方面からサポートします。当社は、これまで最新技術を活用できなかった中小企業が安価に簡単にAI活用などのサービスを活用できるよう、「IVRy」の安定的な運営とより便利な機能の開発に努めてまいります。
当社と福島銀行の業務提携は、福島銀行の中期経営計画(基本方針「『デジタル』のチカラで『リアル』の力を最大化」)の行動指針のひとつ「DXを推進し、新たなサービスなどお客さま利便性の向上を図ります」に貢献する取り組みでもあり、福島銀行の顧客の本業支援ひいては地域経済の活性化を目指していきます。
※1 日本商工会議所・東京商工会議所「『人手不足の状況および多様な人材の活躍等に関する調査』調査結果」
※2 福島県復興・総合計画課「福島県の人口の現状分析」
株式会社福島銀行 執行役員 草野 真之 氏のコメント
「IVRy」は「電話」に着目したプロダクトのため、どの業界・業種においても効果を発揮する点が業務提携させていただいた大きなポイントです。私たちは当行のクライアント事業者様に対して、金融だけではなく、幅広い支援を行っています。
「IVRy」はこれまでサービス業への導入も多いと伺っております。当行で支援するサービス業の事業者様には、これまではPOSレジやバックオフィス系のプロダクトなど、限られたサービスの紹介しかできませんでした。
「IVRy」は、サービス業の業務効率化から機会損失回避、ひいては売上や顧客満足度の向上までカバーできる点が広く、新しい価値を出せるサービスだと感じています。
また、既存の他サービスと競合しないため、サービス業はもちろん様々な事業者様におすすめしやすいと感じています。
「電話」という誰もが活用するサービスだからこそ、どの事業者様に向けても話題にしやすく、使い方もシンプルでわかりやすいため、利用開始のハードルも低いと考えています。価格的にも安く、広範囲な事業者様にアプローチできる上、顧客貢献度が大きいため、多くの事業者様にご利用いただきたいと思っています。
当行はIVRy社と業務提携を行い、福島県を中心とした東北地方の多くの事業者様のDXを推進することで、福島県の活性化につなげてまいります。
株式会社IVRy 代表取締役/CEO 奥西 亮賀のコメント
IVRyは提供当初より、スモールビジネスや中小企業を中心とした事業者の皆様が、本質的な仕事に集中できる一助となりたいという想いで事業を進めてきました。「最高の技術を、すべての企業に届ける」というミッションを掲げ、ChatGPTをはじめとするAI技術を、IVRyというサービスを通して誰でも利用可能なソフトウェアに落とし込み、人手不足の解消や、企業や個人が本来取り組むべき業務への集中することに貢献できるよう提供価値の向上に努めていきたいと考えています。
「IVRy」は、すべての企業で利用されているにもかかわらず、DXが進んでいない「電話」に着目したプロダクトとなっており、これまでも多くの企業の電話業務の効率化を推進し、貢献することができています。
この度の福島銀行様との業務提携を通じて、今まで届けきれていなかった全国のスモールビジネス・中小企業の皆様にIVRyを知っていただき、ご利用いただくことで、日本全国の電話対応における課題解決を図ってまいります。
対話型音声AI SaaS「IVRy(アイブリー)」:https://ivry.jp/
月額2,980円(※)から誰でも利用できる対話型音声AI SaaSです。
電話応答の分岐を自由に設定でき、AIによる自動応答・予約代行や、録音、文字起こし・AI要約、SMS送信、顧客管理(CRM)、LINEやチャットツールへの着電通知など、豊富な機能をご利用いただけます。また、企業等が取得した「03」等から始まる固定電話番号での受発信が可能です。さらにその番号で外出先での受発信もできます。
※基本料金2,980円(税抜)。別途、電話番号維持費及び従量料金が発生いたします。
導入企業は、大企業から中小企業まで、規模や業種を問わず、ホリゾンタルに導入されており、2024年10月7日時点で47都道府県・88業界以上・累計20,000件以上のアカウントを発行し、累計2,500万着電を超えています。
現在は「電話」を起点としたプロダクトを展開していますが、将来的にはAI技術の活用領域を拡大し、多角的にソリューションを提供することで、人材不足やカスハラ(カスタマーハラスメント)等の問題の解決に寄与し、日本の生産性向上、業務効率化を推進してまいります。
AI電話代行サービスイメージ動画:
IVRy導入事例:https://ivry.jp/case
電話番号検索サイト:https://ivry.jp/telsearch/
採用情報
IVRyでは、成長し続けるプロダクトを共につくる、すべてのポジションを募集中です。
Culture Deck:https://speakerdeck.com/ivry/ivry-culture-deck
採用ページ:https://ivry-jp.notion.site/IVRy-e1d47e4a79ba4f9d8a891fc938e02271
エンジニア採用ページ:https://www.notion.so/ivry-jp/IVRy-b30395752c7c4a448f1520576dc55778
株式会社IVRy 会社概要
写真・左上から:エントランス、社内のボルダリングウォール、集合写真、社内ステージ
企業名:株式会社IVRy(アイブリー)
代表者:代表取締役/CEO 奥西 亮賀
設立年月:2019年3月
所在地:〒108-0073 東京都港区三田三丁目5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー29F
電話番号:050-3204-4610
企業サイト:https://ivry.jp/company/