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あなたが買うべきガジェットは俺たちに選ばせてくれ! 推しガジェット大賞2024 第27回

手軽に“壁100インチ”の大画面を楽しもう! 自宅が映画館になる「JMGO N1S Ultra 4K」を推す理由

2024年11月27日 11時00分更新

文● 鳥居一豊 編集●ASCII

提供: 提供:株式会社日本ビジネス開発

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高画質の秘密は独自開発の3色レーザー光学エンジン「MALC」

 3000ANSIルーメンの高輝度と鮮やかな色、コントラスト感豊かな映像には驚かされるが、その秘密は、日亜化学工業製モジュールと、レーザー光源を高精度に制御するJMGO独自開発の光学エンジン「MALC(Microstructure Adaptive Laser Control)」にある。

 光の3原色である赤、緑、青のそれぞれを専用のレーザーで生成することで、色の純度が高く、色再現範囲も極めて広く、自然界にある色をほぼ再現できるという。広色域の規格でいうと、「BT.2020」の色再現範囲の110%以上をカバーしているそうだ。

 そして、ナノレベルの技術で作成したという微細構造によって光や色のムラをなくし、さらに、レーザー光源特有の斑点状ノイズを抑制するための機構も備えている。つまり、直進性の強いレーザー光を拡散板を経由することで、滑らかな映像として再現できるのだ。

 こうしたレーザー光源とそのための光学系の設計は、まさにプロジェクターの最先端技術。JMGO N1S Ultra 4Kが本格的なプロジェクターにも負けない実力を持つのはこのためなのだ。

JMGO独自開発の3色(RGB)レーザー光学エンジン「MALC」

 実際の映像を見ても、DLP方式のプロジェクターにありがちなカラーブレイキング(色割れ現象)が少ないことに気づく。これは、本来は白い光のはずが、まばたきをした瞬間などに赤や緑、青の光だけが見えてしまうこと。DLP方式では、これが気になるという人も少なくない。

 しかし、JMGO N1S Ultra 4Kではカラーブレイキングは非常に少なく、普通の動画を見ているだけではほとんど気にならない。これも、3色レーザー光源ならではの威力だと感じた。

 これだけコンパクトなボディだと、レーザー光源の発熱も多いはずなのだが、ファンノイズなどの騒音も26dB以下とかなり優秀で、しかも3000ANSIルーメンの高輝度というのも驚く。レーザー光源だから寿命は約3万時間で、ランプ光源の製品のような光源の交換も不要なので、メンテナンスフリーで使えるのもありがたい。

 そして、投影部の前に人や物が重なると自動的に映像を消すという安全設計も備える。小さな子供が投射部を覗いて眼を痛めてしまうような事故を防止する機構だ。画質だけでなく、安全設計まで盛り込み、誰でも気軽に使えるプロジェクターとなっている。

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