AGEST、新サービスAIテストツール「TFACT」導入開始。QAプロセスのデファクトスタンダード確立へ
株式会社AGEST
先端品質テクノロジーを活用してソフトウェアの品質・安全性向上を支援する株式会社AGEST(本社: 東京都文京区、代表取締役 社長執行役員 CEO: 二宮 康真、以下、「AGEST」)は、AI機能を標準搭載した独自のテスト管理ツール「TFACT」を2025年より開始することをお知らせいたします。
単なるテスト自動化ではなく、エンジニアに代わってAIがテストを実施、次世代QAエンジニアと「TFACT」の活用により、提供スピード、高度なQA、リソース不足を解決し、これまでに無い革新的なQAサービスを提供してまいります。
近年、ソフトウェア開発が高度化・複雑化しており、様々なQAニーズへの対応力が求められています。また、業界全体でのエンジニア人材不足が顕在化しており、多くのお客様が自社リソースだけでは品質を担保できないといった課題を抱えております。
多様化するQAニーズへの対応が求められる中、AGESTはAIテストが拡がる世界を視野に入れ、様々な取り組みを行ってまいりました。
■AI活用の基盤となるAGESTの技術力の背景
AGESTは、競合他社に先駆けシフトレフト対応した「QA for Development」やAIデバッグサービス、AIテクニカルコードレビュー等のAIを活用した最先端のQAサービスを展開。また、AGEST独自のテスト自動化プロダクト「TestArchitect」により全方位のテスト環境に対応した自動化サービスも提供しております。「TFACT」はこれらのノウハウを取り込むことに加え、AGESTがこれまで対応してきたソフトウェアテストの標準規格である「ISO/IEC/IEEE 29119」に準拠しており、AIテストの導入に必要な標準化に迅速に適用することが可能となります。
■「TFACT」の概要
今回導入する「TFACT」は、AI機能を標準搭載しており、テストシナリオ作成~実行~検証~デバッグ~レポート作成まで自律的にAIが実施します。
AIは、指定されたテスト対象に対して実行に必要なテストステップの詳細データを生成し、画面情報等の要素を分析しながら自動実行していきます。テスト実施内容はAIが検証し、問題の有無を分析、実行した結果とエビデンスを自動的に格納します。更に、問題が検出されたテスト結果に対しては、AIが分析してインシデントレポートを作成します。また、トレース情報等を解析してAIがデバッグし、問題点を自動で抽出することも出来ます。
これにより、これまでの開発でかかってきたテスト工数を30%削減し、市場提供スピードを劇的に改善させます。
また、今後も継続的な開発を予定しており「TFACT」をさらに進化させます。テスト工数を半減、市場提供スピードを倍に向上させ、自律走行型AIとしてテストプロセスのイノベーションを目指します。
■今後のスケジュール
本サービスは、2024年12月に本格実証の開始、利用事業者の募集開始、2025年1月にβ版の提供開始を予定しております。
AGESTは、「TFACT」を導入することにより、生産性を劇的に改善させるほか、テスト受注のキャパシティを大幅に拡大させ、これまで以上にお客様の品質向上に寄与することが可能になります。また、AGESTのエンジニアが「TFACT」を活用することにより、経験の浅いテストエンジニアでも高品質のQAサービスを提供することが可能になり、更なるテストアウトソースの加速を推進することになります。
AGESTは、AIテストのパイオニア企業としてQAプロセスのデファクトスタンダードの確立とともに、独自の成長サイクルによる継続的な事業拡大を目指します。
以上
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【AGESTについて】
AGESTは、「テクノロジーですべてのDXに豊かな価値と体験を」をビジョンに掲げ、先端テクノロジーの研究や最新技術に対応したQAテックリード人材の育成を推進し、次世代QAソリューションの提供を通じて、高度デジタル社会の発展に貢献しています。
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