Atlas株式会社、トヨタ・コニック・プロ株式会社との協業プロジェクトにおいて位置情報トリガー型音声AIを開発
Atlas株式会社
多様な情報をトリガーとしたAI向け検索エンジンの開発に加え、今回は位置情報を活用した高度な観光案内機能を提供。今後他エリアでの展開を予定。
Atlas株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:宮崎悠生、以下「Atlas」)は、トヨタ・コニック・プロ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山下 義行、以下「トヨタ・コニック・プロ」)と協業し、周遊観光サービス『OSAMPO(おさんぽ)』における位置情報トリガー型音声AIシステムを開発、お台場での実証実験にて導入されました。本プロジェクトは、ユーザーとなる観光客への観光情報の案内精度と音声ガイドサービスの提供速度の向上を目指します。Atlasは、今回のプロジェクトで要となる位置情報を活用した音声AI技術の導入の担当をいたしました。
導入の概要
『OSAMPO(おさんぽ)』は、トヨタ・コニック・プロが実施する新しい観光体験です。最高速度6km/hの歩行領域BEV C+walkシリーズと、お台場に住む龍の妖精の人格を持ったAIガイド「たっちゃん」を活用したサービス提供を行いました。Atlasが開発した位置情報トリガー型音声AIシステムにより、「たっちゃん」の対話機能が実現し、観光客からの質問に迅速かつ的確に回答できるようになりました。また、位置情報を基にした音声案内機能を統合し、リアルタイムでの観光案内を実現しました。
コメント
モビリティと観光は切っても切り離せない関係であり、また、いずれもこれからの日本が元気であり続けるために必要な大きなテーマだと考えています。一方で多くの観光地はインバウンド復活の以前から高齢化、雇用流出により慢性的な人手不足であり、消費機会の減少、地域経済停滞だけではなく、伝統文化の喪失など、地域コミュニティの持続性における様々な深刻な課題を抱えています。モビリティによる回遊性向上に加え、AIによる観光産業の省人化・生産性向上、高付加価値化、地域経済の活性化に取り組み、Atlasと共に日本の未来をより明るいものにしていきたいと考えております。(トヨタ・コニック・プロ 観光MaaS担当:岩岡)
今後の展開
Atlasは、位置情報トリガー型音声AIの他地域展開を予定しています。また、内部AIの会話機能の向上と検索システムの安定化を実現します。これにより、観光客の多様なニーズに対応することが可能となります。今後も、Atlasは、トヨタ・コニック・プロとの協業を通じて、AI技術を活用した新たな観光サービスの開発を進めてまいります。数ヶ月後には別の観光エリアにおいても大規模な展開を予定しており、持続可能な観光産業の発展に寄与していく予定です。
Atlas株式会社 会社概要
Atlas株式会社は Power to Dream(夢を叶える技術) を掲げ、自社開発のAI Agent技術である「Atlas Technology」を用いたサービス開発を行っております。Atlas Technologyのユースケースの一つとして、様々な情報をトリガーとしたAI向け検索エンジンを開発しており、今回のプロジェクトでは位置情報を活用したAI技術を導入しました。独自開発の検索エンジンは、観光等のエンタメ性のある領域から、企業内部の緻密なデータ収集など、幅広い領域で活用することができます。今後も、AI技術の進化に伴い、様々な業界での課題解決に貢献してまいります。
会社名:Atlas株式会社
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C
代表者:代表取締役 宮崎 悠生
URL: https://atlas-tech.co.jp/
◆本件に関するお問い合わせ
Atlas株式会社
担当:熊谷 流気(PJ担当)
Mail:lyuki@atlas-official.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考:
https://toyotaconiq-pro.co.jp/activities/1676/