AIによる効率化を実現。新サービス「OX点検」がリリース
OXは、10月15日にコンクリート構造物の変状スクリーニング点検サービス「OX点検」をリリースした。
OXによる「OX点検」は、コンクリート構造物の変状を効率的にチェックする新たなサービスだ。OXプラットフォームをベースとして、現場での撮影からAIによる変状検知、目視チェック、そしてレポート作成と、一連のプロセスを一貫して行う。このサービスによって短期間、低コストでのスクリーニングが可能になったという。
さらに、12月にはコンクリート柱のひび割れ点検サービスも開始される。デジタルカメラで柱の四面を撮影、展開図作成とひび割れ位置の記録を行い、その結果に基づいて詳細な点検を効率的に進められる。この先行提供サービスにより、点検の納期を約50%短縮し、コスト削減が期待できる。
同社は今後、コンクリート柱以外の構造物にもサービスの対象を広げ、さらなる点検業務の効率化を図る予定だ。これにより、社会インフラの維持管理に貢献し、持続可能な未来の実現を目指すとしている。