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ネットで「ヒヤっとした話」を集めよう 第42回

料金未納などと言われても「無視して切る」が正解

最新詐欺「ビッシング」の自動音声に騙されそうになってヒヤリ!

2024年10月21日 18時00分更新

文● せきゅラボ

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ビッシング対策は「無視」に限る!

 仮に、通信キャリアや金融機関、行政機関などになんらかの未納があったとしても、電話口でクレジットカード情報を求められるようなことは決してありません。ましてや文書での督促や警告の書類を確認していない者に対して法的措置を執ることを電話口で伝えることなど考えられないでしょう。

 結局のところ、自動音声電話がかかってきたらその内容いかんに関わらず、すべて「無視」することが肝要なのです。今回の投稿者さんはとりあえず無視を決め込んだので事なきを得ました。

 こういった自動音声を悪用したビッシング詐欺について、完璧な対策製品などは現状見当たりません。繰り返しになってしまいますが、とにかく自動音声による電話がかかってきた場合は、無視を決め込んで決して反応せずそのまま切りましょう。

 特にスマホなどを使い慣れていない年配の方へ向けた攻撃も多くなっているようですから、ご両親や高齢のご親戚などにもビッシング詐欺について注意喚起してあげましょう。もちろん、ご自身も騙されることがないように自動音声通話には注意を払ってください。

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