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篠原修司のアップルうわさ情報局 第2139回

アナリスト予測

アップルAI、真の実力が発揮されるのは2026年以降になる可能性

2024年10月11日 20時00分更新

文● 篠原修司

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 アップルのAI機能「Apple Intelligence」の本格的な機能は、2026年か2027年まで体験できない可能性が高いという。米メディアTheStreetに対して、米ジェフリーズ証券のアナリスト、エジソン・リー氏が10月7日に予測を明かした。

 同氏は10月28日に予想されているiOS 18.1のリリースを受けてiPhoneの販売が伸びるかどうかについて、「(iPhone本体の)価格が高すぎる。重要な新機能も不足しているうえにAI機能も限定的なため、市場が期待するような5%〜10%の販売台数増は達成されそうにない」と語った。

 くわえて同氏は、「アップルはハードウェアとソフトウェアを統合して低コストでパーソナライズされたAIサービスを提供できる唯一の企業であるため、長期的にはApple Intelligenceを高く評価する。しかし、スマホのハードウェアが本格的なAIに対応できるようになるにはおそらく2026年か2027年までかかるだろう」と、まだまだ時間が必要だとの見方を示している。

   

筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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