Carstayの“動くホテル”が全国対応開始、イベント時の宿泊問題を解決
キャンピングカーが臨時ホテルに、イベントや災害現場で活躍
キャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービスを提供するCarstayが、新たに「“動くホテル”配車サービス」を開始した。これにより、音楽祭や花火大会などのイベント期間中、宿泊施設が不足する地域での宿泊問題をキャンピングカーで解決する方針だ。料金は1台1泊2日で約26万円からとなる。
Carstayの「“動くホテル”配車サービス」は、イベントが開催される地域での宿泊需要を満たすために開発された。キャンピングカーを仮想のホテルとしてイベント会場に配車し、Carstayスタッフが選定、配車サポート、現地対応、撤収まで一貫したサービスを提供する。特に、宿泊施設が早期に満室となる傾向の強い野外イベントなどで、このサービスは迅速かつ柔軟に対応可能だという。
これまでにも新潟県や群馬県の大型音楽祭、島根県でのイベント、能登半島地震後の復興支援事業者向けに約80台のキャンピングカーを提供してきた実績がある。キャンピングカーは景色の良い場所に移動できるため、イベント参加者にとって快適な宿泊体験を提供できる。家庭用エアコンやベッド、冷蔵庫などが備わっており、会場でホテルと変わらない利便性を実現するという。
Carstayは、キャンピングカーのシェアリングや車中泊スポットの提供を中心に、バンライフ関連サービスを展開するMaaSスタートアップ企業だ。