廃漁網由来プラスチック素材ブランド「amucaマテリアル」、循環型社会への新提案

　amuは、廃漁網から生まれた新しいプラスチック素材ブランド「amuca（アムカ）マテリアル」を発表した。これに伴い、ナイロンやポリエステル、ポリエチレンを含む、さまざまな漁具由来のリサイクル樹脂を取り扱う新ラインナップが登場する。

　amucaマテリアルは、サーキュラーエコノミーを考慮した製品開発をサポートする新素材として注目されている。地域特性を生かした製品開発が可能で、リサイクル素材を利用して環境に優しい取り組みを行う企業にとって魅力的なオプションとなる。この素材をもとにした製品のサンプルとして、amucaPAを使用したサングラスが展示される予定だ。

　同ブランドは今後、家電製品やホテルのアメニティ、アパレル副資材、企業ノベルティなどへの応用を視野に入れる。また、単なるリサイクルにとどまらず、循環型社会の実現に向けて多様な業界でのアップサイクルの取り組みを進めることを目指しているという。

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