OpenAIは10月3日、ChatGPTに新機能「Canvas」を追加した。別ウインドウを開き、ライティングやコーディングのプロジェクトをChatGPTと共同で進めるためのインターフェース。2023年6月にAnthropicが「Claude」に追加した「Artifacts」機能と類似している(参考:チャットAI「Claude」すごい新機能「Artifacts」の使い方、全部教えます)。
Canvas機能を使うことで、ユーザーはChatGPTが生成したテキストやコードを編集したり、特定の部分をハイライトして修正を指示したりできるようになる。また、文章の長さの調整や、コードのデバッグ、絵文字の追加など、よく使う操作のショートカットメニューも用意されている。
Canvasは現在ベータ版で、ChatGPT PlusとTeamユーザーに提供が開始されている。ChatGPT EnterpriseとEduユーザーには翌週から提供を予定する。また、ベータ版が終了次第、無料ユーザーを含む、すべてのChatGPTユーザーに提供される予定となっている。
OpenAIは、AIをより有用でアクセスしやすいものにするには、AIとの対話方法を再考する必要があるとしている。