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RTX 4070ビデオカードを生かすなら240Hz駆動で決まり! 最高のゲーム環境が手に入る27型WQHDゲーミングディスプレー

文●飯島範久 編集●ASCII

提供: ビューソニックジャパン

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ヌルヌル動いてゲームの激しい動きにも追従

 実際にゲームをプレイしてみたが、FPSゲームで左右にパンしても滑らかなので、しっかり目で追える。ちらつきもなく、ゲームをプレイしやすい。WQHDで240Hz駆動だと、ゲームにもよるがかなりビデオカードのパワーが必要になってくる。「GeForce RTX 4070」クラスのビデオカードを持っていれば、十分にこの滑らかな映像を楽しめるだろう。

「Blur Busters」のテストサイトで残像感のチェック。写真だと若干ブレた感じになるが、目で見るとヌルヌルと動いている

 また、PlayStation 5(PS5)にも接続したが、1440pの出力・120Hz駆動・HDRにしっかり対応。対応したゲームであれば、ワンランク上のゲーム体験ができるはずだ。ゲームでHDRを有効にするというのは、かえって見づらくプレイしにくくなりがちだが、「グランツーリスモ7」のようなドライビングシミュレーターでのプレイだと、逆光になったときのリアル感が増して、それだけでも楽しくなってしまう。

PS5のスクリーン設定で1440p出力のチェック。問題なく動作した

 さらに、この高リフレッシュレートは、ゲームに限らずWebサイトでスクロールして見る際もヌルヌル動くので、非常に見やすくなる。プルーライトカットも調整できるので、日常的に使うディスプレーの選択肢としてもおすすめしたい。

ツールいらずでスタンドの組み立ても簡単

背面は、スッキリしていてスタイリッシュ。組み立ては、本体とスタンド部分を差し込むだけ

 スタンド部分の組み立ては、ツールいらずで非常に簡単。調整機構は、チルトのみでマイナス5度~20度。高さ調整やスイーベルがないので、もし細かく調整したいのであれば、VESA100対応のディスプレーアームを導入するのがいいだろう。

調整機構はチルトのみ。高さ調整がなくても支点が下のほうなので、見やすい角度に調整しやすいはず

 サイズは、幅が614.1mm、高さが453.35mm、奥行きが180.26mmなので、27型ながらかなり省スペースで設置できる。80cm幅のデスクなら余裕だ。電源を内蔵していながら、ディスプレー部の厚さは最大で47.05mmと、スクウェアなデザインと相まって、かなり薄く見える。

左右が斜めにカットされているので、よりスリムに見えるデザイン

 ディスプレーは、上辺と左右辺にスリムベゼルを採用。IPS液晶ならではの発色でゲームをプレイするだけでなく、写真の現像や加工、動画の編集などにも利用できるだろう。

アドビ「Lightroom Classic CC」で写真の現像をするにも、画面が広いので作業しやすい

27型・WQHD・240Hz駆動モデルが3万円台で手に入る

 VX2758A-2K-PRO-3の実売価格は3万9800円と、これだけの性能を備えながら、かなり価格が抑えられている。27型という人気のサイズで、240Hz駆動に対応したIPSパネルを採用。解像度もWQHDと、27型ならWindowsで100%スケール表示ができるピッタリサイズなので、ゲームはもちろんだが、プライベートな用途でも作業効率を上げるディスプレーと言える。

 PCにGeForce RTX 4070クラスのビデオカードを装備しながら、フルHD解像度で160Hz程度のリフレッシュレートのディスプレーを使っているなら、本機をぜひ検討してみるといい。ビデオカードの性能をフルに生かしたゲーミング環境を整えよう。

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