JN-27GT165WQHDR-HSPをレビュー
約3万円でPS5の1440p出力を実現!27型WQHD/165Hzでワンランク上のゲーマーに
提供: 株式会社JAPANNEXT
高さ調節など位置調整機能が充実
4系統の入力端子でPIPやPBPもサポート
JN-27GT165WQHDR-HSPの外観はほぼ黒一色。背面のスタンド接合部の周囲は円状にLEDが搭載され、そこが虹色に点灯するようになっている。前面からは見えない箇所ではあるものの、壁にその明かりが反射するなどして高揚感を煽る点はゲーミング用途を意識した作りと言えよう。
液晶パネルのベゼル幅は約2mm、非表示領域の約5mmを含めても7mmほどしかないフレームレスデザイン。そのため、ゲームや動画をフルスクリーンで表示させた際の迫力はかなりのもの。また、安価な点を活かして複数枚を並べて使用する際でも、フレームがあまり気にならないのはかなり使い勝手がいい。
スタンドは長方形の台座に高さが360mmほどで太さが70mmほどの円柱で構成され、両者をネジ1本で固定する仕組みだ。そのネジにはツマミが付いている他、液晶パネルには爪を引っ掛けてスタンドを固定するため、組み立てる際にドライバーを必要としない点は好印象。
台座のサイズは200(W)×190(D)mmで、安定性も良好だ。また、75×75mmのVESAマウントにも対応しており、VESAマウント延長スペーサーが同梱されている。なお、支柱の下部には円形の穴が設けられており、そこにケーブルを束ねることで配線がかなりスッキリする。
さらに、スタンドは110mmの範囲で高さ調節が行える他、左右45度のスイーベル機能も搭載。さらに、前後傾き調整であるチルト機能は-5~+15度の範囲で可能な他、時計回りに液晶パネルを90度回転させるピボット機能も有している。
安価なモデルでは、こういった位置調節機能はオミットされることが多いのだが、JN-27GT165WQHDR-HSPはしっかりと用意されているのが嬉しい。
映像入力端子は、DisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0×2の4系統を備える。このうち、解像度2560×1440ドットでリフレッシュレート165Hzが利用できるのはDisplayPortのみで、HDMI使用時はリフレッシュレートが144Hzまでになる点は注意が必要。
また、同時に2画面を表示するピクチャーバイピクチャー(以下、PBP)やピクチャーインピクチャー(以下、PIP)にも対応しており、デスクトップPCの他に、ノートPCやゲーム機などを接続して同時に画面表示することが可能だ。PBPでは画面は1280×1440ドットに左右2分割され、PIPではサブ画面を画面の4隅に大中小のサイズで表示することが可能だ。
また、2W×2のスピーカーが内蔵されているが、その音質はやはり重低音が足りない印象だ。そのため迫力には欠けるのだが、非常にクリアで聞きやすい音のように聞こえた。なお、背面にはヘッドフォン出力端子も用意されている。
OSD操作用ボタンは、液晶パネル右側の底面に配置。前面からのアクセスは良好で、操作性は上々だ。5つのボタンが並び、OSDメニュー非表示時は左から「OSDメニュー表示」「照準点の表示」「音量調節」「入力ソースの選択」「電源」の順に並ぶ。
なお、OSDメニュー内では、左から「選択/決定」「メニューを下に移動/数値を下げる」「メニューを上に移動/数値を上げる」「メニューを閉じる/戻る」に役割が割り振られ、電源ボタンは変わりはない。
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