AI活用で育休明けの「浦島太郎」状態を解消 ~3ヶ月半の情報を2時間で効率把握~
miibo
9月19日「育休を考える日」に寄せて、社内で実施した働き方改革を促進するAI活用事例を紹介
株式会社miibo(本社:東京都港区、代表取締役:功刀雅士)は、9月19日の「育休を考える日」に向けて、生成AI技術を活用した育児休業支援の取り組みをまとめたレポート「育休明けの「浦島太郎」不安をAIで解消したら心がスッと軽くなった話」「3ヶ月半の育休から、わずか2時間で職場復帰できた秘訣」をご紹介いたします。このレポートは実際に3ヶ月半育休を取得した社員が、わずか2時間で社内の最新情報を把握し、いわゆる「浦島太郎」状態を回避した円滑な復帰を実現した体験談です。
■育休復帰時の課題:情報断絶とキャッチアップ
育児休業は子育てに専念するための重要な期間ですが、多くの社員が復帰時に以下の課題に直面しています。
- 情報断絶による不安
- 職場復帰後の膨大な情報量へのキャッチアップ
特に長期の育休取得者ほど、これらの課題が円滑な職場復帰の妨げとなり、育児と仕事の両立を困難にしています。
■AIが解決:自動AIメモ「お休みメモ」
当社社員が自身の3ヶ月半の育休に向けて開発したのが、自動AIメモ「お休みメモ」です。当社の会話型AI構築プラットフォーム『miibo』を用いて構築されました。
主な機能:
- 自動情報収集:関連する社内Slack投稿を自動確認
- 優先度判定:投稿の重要性を分析し、優先度を設定
- 内容要約:長文投稿の要約提供
- カテゴリ分類:業務、社内イベントなどの自動分類
- 文脈理解:同スレッド内の情報を踏まえた把握
- Notionへの整理・保存:復職後の確認を容易に
■効果:2時間で3ヶ月半分の情報をキャッチアップ
「お休みメモ」の活用により、3ヶ月半の育休中の重要情報を約2時間で効率的に把握し、復職初日から円滑に業務復帰を実現しました。
主な効果は以下の通りです。
- 休職/復職前の不安軽減:長期取得のハードルを下げる
- スムーズな復帰:「浦島太郎」状態を回避し、情報ギャップを最小限に
- 両立支援の強化:育休中の情報格差解消で、育児と仕事の両立をサポート
■利用者の声
育休取得社員:
「AIのおかげで安心して育児に集中できました。幅広い情報を効率的にキャッチアップでき、スムーズに仕事に戻れて本当に助かりました。」
周囲の社員:
「3ヶ月間の情報を驚くほど早くキャッチアップし、まるでずっといたかのように一緒に仕事ができました。チーム全体にも好影響をもたらしています。」
■今後の展望
この「お休みメモ」は育児休業に限らず、あらゆる長期休暇に活用できます。休暇からのスムーズな復帰は、個人の心理的不安の解消だけでなく、組織全体のパフォーマンス向上にも貢献します。
株式会社miiboは、AIを活用した働き方改革と多様な働き方の実現に継続的に取り組んでまいります。
■関連記事
本プレスリリースの詳細な背景は、以下の記事でご覧いただけます。
1. 育休明けの「浦島太郎」不安をAIで解消したら心がスッと軽くなった話
https://note.com/tomohoga/n/n7884d2504a02
- 「お休みメモ」AIシステムの開発経緯と育休前の不安解消プロセスを紹介
2. 3ヶ月半の育休から、わずか2時間で職場復帰できた秘訣
https://note.com/tomohoga/n/n89f988b46d93
- AI活用による円滑な職場復帰の詳細とその効果を解説
【株式会社miiboについて】
株式会社miiboは、「AI技術で人々の生活を豊かに」をミッションに、会話型AI構築プラットフォーム「miibo」を開発・提供しています。本事例のように、AI技術を活用して社会課題の解決に取り組んでいます。
https://miibo.co.jp
【会話型AI構築プラットフォーム「miibo」について】
株式会社miiboが手掛ける会話型AI構築プラットフォーム「miibo」は、ノーコードで簡単に実用的な会話型AIをつくることのできるサービスです。
公式サイト:https://miibo.ai
- 誰でもカンタンAIアプリケーション制作
- - 難しいスキルも言語も不要!お使いのデータベースと大規模言語モデル(LLM)を活用して、AI搭載アプリケーションをすぐに作ることができる会話型AI構築プラットフォームです。
- つくって・ためす超アジャイル開発
- - 素早い実装・実証実験・効果検証・ブラッシュアップ。開発の一連のPDCAを何度でも爆速で。お客さんへのスピード感ある提案を可能にします。
様々な用途に活用可能な会話型AIがmiiboを活用して日々生み出されており、上場企業や地方自治体などでも導入が進んでいます。