空港ラウンジが快適に利用できるPriority Pass(プライオリティ・パス)は、飛行機に乗る機会が多い旅人にとって必携のアイテムです。この連載でも何度かプライオリティ・パスを活用しているシーンを紹介していますが、今回はプライオリティ・パスの最新事情についてレポートしていきます。
●プライオリティ・パスとは?
プライオリティ・パスは、空港ラウンジに関するサービスを提供する会員制サービスで、プランは現在下記3種類が用意されています。
会員になれば、提携している空港ラウンジを始めとする世界1600ヵ所以上の施設やサービスが利用可能。例えば利用対象者の案内に「Priority Pass」と掲示されている空港ラウンジにはいって出発までのあいだ、リラックスできる室内で提供されるコーヒーやソフトドリンク、軽食などが基本的には無償でいただけます。またラウンジにシャワーなどの設備があれば、それも使えるので、乗り継ぎが多いルートでの移動時には非常にありがたいサービスです。
■スタンダード/年額99ドル(約1万4000円):利用時に別途35ドル(約4930円)の利用料金が必要
■スタンダード・プラス/年額329ドル(約4万6300円):10回まで利用料金無料、11回目以降は別途35ドルの利用料金が必要
■プレステージ/年額469ドル(約6万6000円):回数無制限で利用料金無料
*いずれのプランも同行者は利用料金として別途35ドル(約4930円)が必要
●施設によっては展望風呂とご飯が実質無料
空港ラウンジでの利用がメインのプライオリティ・パスですが、最近はそれ以外の施設やサービスにも力をいれています。当日のフライト利用が前提ですが、たとえば、クアラルンプール国際空港ではカプセルホテルの「Capsule Transit」が3時間無料で使えたり、セントレア(中部国際空港)では温浴施設の「くつろぎ処」で最大3400円ぶんの割引が受けられます。くつろぎ処は飛行機を望める展望風呂「SOLA SPA 風の湯」の入浴料がタオル付きで1500円(大人)、食事もメインメニューは1200円前後なので、お風呂とご飯が実質無料というわけです。
さらにプライオリティ・パスは空港にあるレストランとの提携も進めていて、一定額の割引料金を適用可能。割引料金の金額は各国通貨での対応となりますが、だいたい日本円で3400円ぶんの割引が適用となります。
この連載の記事
-
第77回
トピックス
【行って良かった】ドイツに行くならクリスマスマーケットのある12月が楽しい! -
第76回
トピックス
約25年ぶり! ANA羽田=ミラノ直行便スタートで現地はお祭り騒ぎでした -
第75回
トピックス
【激安ドバイ旅】笑っちゃうほど砂漠を爆走し、世界最大の噴水ショーに衝撃を受ける 〜砂漠体験編〜 -
第74回
トピックス
【うわっ…安すぎ…?】片道2万1320円でドバイに行ってみた! 機内食はやきそばです 〜出発/到着編〜 -
第73回
トピックス
ANA貨物上屋には大量の怪力ロボがうごめいていて、もはや未来しかない -
第72回
トピックス
世界遺産をたっぷり見るならズバリ、"円高"の国! 滞在費を安くおさえる、この冬オススメの海外旅行先4選 -
第71回
トピックス
海好きが感動する「ボホール島」に家族で行くべき5つの理由 -
第70回
トピックス
「青春18きっぷ」どう"改悪"? 実は普通の乗車券でも、お得に乗れる裏技があったりします -
第69回
トピックス
椰子の実ヤリ投げや巨石重量挙げにダンス!タヒチの伝統スポーツが大迫力でおもしろかった -
第68回
トピックス
30年越しの夢! タヒチの水上バンガローに泊まってみた(ひとりで) -
第67回
トピックス
一生語れる旅をしよう! マイナーだけどオススメな海外旅行先3選 - この連載の一覧へ