エルコム、IoT・AI機能付き自動圧縮ごみ箱「Reebo」を札幌・すすきのに初設置
次世代型スマートごみ箱「Reebo」
株式会社エルコムは、自社開発のIoT自動圧縮機能付きごみ箱「Reebo」を札幌・すすきのにある大型商業施設『COCONO SUSUKINO』の1階メインエントランスに設置した。これは、日本財団主催・コンサドーレと取り組む海ごみ対策プロジェクトの一環でもあり、館内のゴミ回収業務の効率化とゴミ分別の促進を目指すとしている。
Reeboは、自動圧縮機能により通常の約4倍のごみを収納可能で、IoT機能によりごみ回収作業を効率化できるスマートごみ箱だ。さらに、TOPPANとのコラボによるAI識別機能の搭載も予定されており、人流解析やサイネージ広告発信も行えるという。
同社は環境機器メーカーとして、ごみの排出における省スペース、省コスト、環境負荷低減を実現する製品を約20年以上にわたり開発。今回設置されたReeboもその一環で、公共施設や商業施設のごみ箱を省人・省力化し、リサイクル率の向上や広告マーケティングなどの複数のソリューションを提供するとしている。
今後の展開としては、サイネージ広告の配信、AI識別による人流解析機能を搭載し、全国主要都市の商業施設、公共施設での実証プロジェクトを今年度中に予定している。