植物の萎れを早期発見する「Wilt Watcher」登場
植物の萎れをグラフで可視化し、アラート通知も可能
株式会社Happy Qualityは、2024年8月2日より植物の萎れの早期発見や検知に役立つ栽培管理ツール「Wilt Watcher(ウィルトウォッチャー)」を販売開始した。
Wilt Watcherは、通信制御部、接続ケーブル、カメラの3つの構成となっており、給電方式はPoE給電または100Vコンセント給電に対応している。本製品は植物の萎れをグラフや数値で可視化し、設定した基準値を下回るとアラートを通知する機能を備えている。これにより、急な気候変動による萎れも検知し、日常業務を安心して行うことができるとしている。
開発背景には、株式会社Happy Qualityの主力製品である高品質・高機能トマト「Hapitoma」を安定的に生産するためのAI自動潅水制御システムの一部が活用されている。このシステムは葉のしおれを画像認識で分析し、急な天候変化にも対応できる優れた性能を持つという。
さらに、今後は11月頃にクラウド版のリリースや他製品との連携を行うためのAPIの実装が予定されており、スマート農業の現場実装の促進に寄与する予定だ。これにより、日本農業の活性化への貢献も期待されている。