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アウトドアシーンで遊べる新タイプのカードゲーム

ホンダのカードゲーム「OuTDooR Hunting Card」で遊んでみたぞ!

2024年07月31日 17時00分更新

文● K/ASCII

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カードゲームをするために、森林公園を訪れた

ホンダが作ったカードゲームで遊んでみた

 本田技研工業(以下、ホンダ)がカードゲームを作った。

 ホンダがカードゲームとは意外であるが、一般的なトレーディングカードゲームとはちょっと違う。その名もコミュニケーションンゲーム「OuTDooR Hunting Card(アウトドアハンティングカード)」by VEZELである。

 公園やキャンプ場、海、山といった自然を感じられる屋外で遊ぶことを想定したゲームだ。

 ルールは極めてシンプル。

1.まず、VEZELのカタログから車の特長や世界観を表す形容詞を抜き出した「VEZELワード」(30枚)と、自然や人を表す名詞の「アウトドアワード」(15枚)の2種類のカードをそれぞれ1枚ずつ引き、その組み合わせを“お題”とする。

2.参加者は、近くの自然を探索し、お題にふさわしいアイテムを探してスマホで撮影、または現物を持参する。

3.全員が再集合したら、発見したものとお題が“いかにぴったりであるか”を1人ずつ発表。全員の発表後、お題にいちばんマッチしていると思う人を「せーの」で指さし投票し、最多得点の人が1ポイントを獲得する。

4.お題を変えて繰り返し、最速で3ポイントを獲得した人が優勝となる。

 以上だ。

 ただし、オリジナルのルールでは参加者全員が同じお題に臨むところ、今回は暑い中、短時間で様々な組み合わせを体験するため、それぞれが引いたお題を見つけてくる形式に変更している。

「OuTDooR Hunting Card(アウトドアハンティングカード)」by VEZEL

 ホンダの調査によれば、75%の人は、大人になると友だちが作りにくいと考えているらしい。

 アウトドアでのコミュニケーションを通じて、友人、知人の距離を縮めることがこのゲームを制作した目的であるという。面白そうなものは、なんでも試してみるASCII編集部。同僚と共に、OuTDooR Hunting Card by VEZELを携えて、森林公園を訪れてみた。

アウトドア型のカードゲームで遊んでみよう!

 今回協力してもらったのは営業部のWさん(以下、W)と、編集部のYくん(以下、Y)だ。2人とも、かなり長い付き合いになるし、業務上では良好な関係を持てている(と、私は思っている!)が、プライベートな話などはほとんどしない。ふだん、どのような生活をしているのかなどはあまりよく知らない。

ルールはとてもシンプルなので、はじめてのプレイでもまったく問題はない

K(筆者)「……で、ルールはこんな感じです」

W「なるほど、その場で作ったお題に合うものを探せばいいのね」

まずは山札を2つ作る。30枚のVEZELワードと、自然や人を表す名詞のアウトドアワードからお題が作られる

Y「まあ、とりあえず引いてみますか……ここにしかない 音が鳴る 顔!?」

ここにしかない 音が鳴る 顔

W「安心感に包まれながら 開放感も感じられる 気持ち……こういう感じかー」

安心感に包まれながら 開放感も感じられる 気持ち

K「僕は緻密に協調する 角度でした。じゃあ、それぞれスマホで撮ってきて、また5分後にこのベンチで!」

緻密に協調する 角度

〜5分後〜

K「どうですか? ありました?」

W「……うーん! あったような、なかったような(笑)」

Yによる「ここにしかない 音が鳴る 顔」

Wによる「安心感に包まれながら 開放感も感じられる 気持ち」

Kによる「緻密に協調する 角度」

K「おー」

Y「なに? その牛は」

K「緻密に協調している絵合わせの遊具。Yくんの顔はなに、作ったの? 音はどこから鳴るの?」

Y「音は……風の音が鳴ってるからいいかなって」

W「俺のは難しかった……」

Y「たしかに、気持ちを写真で表現するって難しいですね(笑)」

K「じゃあ、1回目の投票しますか! せーの!」

W「Kくん」

Y「Kくん」

K「自分」

Y「自分に投票してるじゃん」

K「1番お題通りだったから」

W「じゃあ、Kくんが1ポイントだね。次いきますか」

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