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特許庁の広報誌「とっきょ」Vol.61が完成! 今回のテーマは「発明キッズ」。子どもの新鮮な発想が社会実装につながるまでを紹介

2024年07月31日 13時00分更新

文● ASCII

提供: 特許庁

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 特許庁は最新の知財トピックをわかりやすく紹介する広報誌「とっきょ」の最新号Vol.61の配布を開始した。

 特集は「未来を創造!発明キッズ」。小中学生の新鮮な発想やひたむきな探求心から生まれた発明が、特許化されたり、商品や事業のかたちで社会実装に結びついたりする事例に着目。小学生の子どもが自由研究で発明した「繰り返し使えるストロー」を引き継ぎ、特許権取得・商品化までつなげた「大人の自由研究」や、「人の役に立ちたい」という想いから周囲の助けを得て数々の特許を取得した中学生発明家のこれまでの歩みなどに迫る。子どもたちの柔軟な発想を知財制度を活用することで後押しする取り組みを、特許庁やINPIT(独立行政法人 工業所有権情報・研修館)などによるさまざまな施策とともに紹介。

 

▼アイデアを「知財」に変えて社会につなげる発明キッズたち! 「とっきょ Vol.61」はこちらから読むことができます

https://www.jpo.go.jp/news/koho/kohoshi/index.html

 

 ほかにも、さまざまな知財や制度の活用事例が登場。

 北海道北見市の環境大善株式会社は、現代表取締役への事業承継を機に、まさにデザイン経営と言える取組を実施。企業としての基本理念を立ち上げるとともに、主力商品のバイオ消臭液「きえ~る」の商標取得など知財戦略も進め、令和6年度の知財功労賞(経済産業大臣表彰)を受賞した。その歩みをコミック形式で紹介。

 マンガ連載「イラストレーター パパンがゆく!」では、特許庁デザイン経営プロジェクトチームが開設した、社名や商品などの名前に込められた想いを紹介して、商標登録への理解を深めるメディア「わたしのStoryMark」についてレポート。また、知財で福島の新しい時代を切り開く事業に迫る「ふくしまイノベーション企業ファイル」では、福島発の木造建築構法「タテログ」を紹介。

 ほかにも、開放特許のライセンスを活用した、あえて立ったまま眠ることで短時間で効率的に良質な睡眠がとれるオフィス空間用の仮眠ボックスや、近畿大学のブランディング戦略の一環で開発された近大マグロの缶詰をモチーフにした文具商品などが登場。世の中を支える知財エコシステムの現在の姿を多面的に知ることができる。

 

▼「とっきょ Vol.61」はこちらから読むことができます

https://www.jpo.go.jp/news/koho/kohoshi/index.html

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