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Core i5-14400搭載の「iiyama PC STYLE-S17M-144-UHX-BLACK」をチェック

9万円台で簡単な写真編集も! 幅95mmのスリムタワーPCがコスパ抜群

2024年07月29日 11時00分更新

文● 山口優 編集●八尋/ASCII

提供: ユニットコム

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 そこで、実際にOfficeやAdobe Premiere Proを使ってクリエイティブな処理性能を確認できるベンチマーク「UL Procyon」のテストもいくつか試してみた。

UL Procyon:Office Productivity Benchmarkの結果

UL Procyon:Office Productivity Benchmark
オフィス生産性スコア(総合スコア) 5692
Wordスコア 7215
Excelスコア 5955
PowerPointスコア 5885
Outlookスコア 3030

UL Procyon:Video Editing Benchmark(GPUアクセラレーションなし)の結果

UL Procyon:Video Editing Benchmark(GPUアクセラレーションあり)の結果

UL Procyon:Video Editing Benchmark
GPUアクセラレーションなし(デフォルト) 1996
GPUアクセラレーションあり 3332

 その結果、Officeを使ったテストではWord、Excel、PowerPointのいずれも5500を超え、総合スコアも5692という高いスコアに。文書作成やプレゼン資料の作成は快適に行なえることが分かった。

 動画編集はCPU内蔵GPUということもあって、3DMarkと同様ビデオカードを搭載したパソコンと比べるとスコアが低めで、高解像度の動画のエフェクト処理やエンコードなどの負荷の高めな作業はちょっと荷が重そう。とはいえ、フルHD動画のカット編集のような負荷の低めな作業なら問題なく行なえるはずだ。

 このほか実際にPhotoshopやLightroomを使用して写真編集も行なってみたが、RAW画像の現像や高負荷なフィルター処理もスムーズで、サクサク快適に行なうことができた。ニューラルフィルターなどのGPUを活用する一部の機能は、ビデオカードを搭載したパソコンに比べるとやはり時間がかかるものの、色調補正や一般的なフィルター処理は十分高速でストレスを感じなかった。ただし標準のメモリー容量では不足を感じる場面も多かったので、写真編集を考えているならメモリー増設を検討した方がいいだろう。

 なおストレージは500GBのNVMe対応M.2 SSDが搭載されていた。そこでCrystalDiskMarkを実行してみたところ、シーケンシャルリードが3500MB/s程度と高速。実際、アプリの起動やファイルの読み込みなども高速で、画像・動画編集などでファイルサイズの大きなデータを扱うときも快適に行なうことができた。BTOではPCIe 4.0×4の1TB SSDを選択することも可能。容量や速度を重視するなら注文時にカスタマイズしておくことをオススメする。

CrystalDiskMarkの結果

使いやすい省スペースなデスクトップパソコンを探している人におすすめ

10万円以下で設置しやすいデスクトップを探している人にオススメ

 机の上に置いてもジャマになりにくく、設置場所を選ばないスリムタワーパソコン「iiyama PC STYLE-S17M-144-UHX-BLACK」。本体サイズはコンパクトながらパフォーマンスは高く、普段使いから簡単なクリエイティブ用途まで幅広いシーンで快適に使用することができる。

 拡張性も十分確保されておりメモリーやストレージの増設などもしやすいので、運用していて不足を感じたら都度スペックアップするという使い方ができるのも魅力的なポイントだ。

 直販サイト「パソコン工房」では、今回試したのと同じ構成のモデルが9万9800円からというリーズナブルな価格で販売されており、コストパフォーマンスは抜群。CPUにCeleronを採用したモデルなら6万円台からあるので、性能はほどほどでいいからもっと手頃な価格のパソコンがほしいという人にもお勧めできる。使いやすくリーズナブルなパソコンを探している人は一度検討してみてはいかがだろうか。

(提供:ユニットコム)

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