dアニメストアは動画配信サービスの「勝ち組」に
動画配信サービスは競合が多く、生き残りをかけたオリジナリティ勝負になりつつあるが、一方で、もはや生き残って「勝ち組」になっているのが、dアニメストアだという。
前田社長は「dアニメストアは、結果論にはなるが、今、アニメ専業配信サービスがあれしかなくなっちゃっている。これはこれでラッキーかもしれない。ただ、いまだに新規契約者はガンガン伸びているし、周辺サービスを提供するという意味で言うと、コミックの配信も結構うまくいっている。アニメ作品から入って、コミック全巻買いませんかキャンペーンのようなものをやると、かなり売れていく。まだまだこういうアプローチもアリだなと実感している。だからこそ、オリジナリティが大事ということになってくる」と語る。
豊富な資金力を武器に「日本のユーザーが見たいと思うコンテンツ」を提供するという意味においては、キャリアが提供するコンテンツサービスはこれから伸びしろがあるのかも知れない。
この連載の記事
-
第217回
トピックス
シャオミ台数急増 理由は安くても品質に自信大 -
第216回
トピックス
総務省の“アップルつぶし”か スマホ下取り価格規制 -
第215回
トピックス
クアルコム、経済圏拡大に“邪魔者” アームとの対立深まる -
第214回
トピックス
ドコモよりauとソフトバンクの体感品質が上がっている事実 -
第213回
トピックス
総務省がソフトバンクを刺しに来た? もう割引規制なんて撤廃すべきだ -
第212回
トピックス
「折りたたみスマホ」いまだに低調 欲しいと思える「何か」が足りない -
第211回
トピックス
KDDIローソン、狙いは“学生” 「無料ギガ」と「吊るし」でアピール -
第210回
iPhone
アップル「iPhone 16」シリーズ、オススメはこの2つ -
第209回
トピックス
スマホがどこでも買える今、ソフトバンクの“英断”は理にかなっている -
第208回
トピックス
通信品質の低下が指摘されるドコモ、大規模イベントで驚きの対策 -
第207回
トピックス
楽天モバイル好調のワケ 「三木谷キャンペーン」が金脈に - この連載の一覧へ