山田進太郎D&I財団と高校生新聞、共催イベント「未来の仕事を知ろう:女子と保護者のための進路セミナー」を開催
公益財団法人 山田進太郎D&I財団
公益財団法人山田進太郎D&I財団は、全国の高校生に情報を発信している高校生新聞(株式会社スクールパートナーズ発行)とともに、中高生女子とその保護者を対象とした進路セミナーシリーズを開催します。第一弾として、ジャーナリストの浜田 敬子氏を特別ゲストに迎え、「未来の仕事を知ろう:女子と保護者のための進路セミナー」と題し、7月30日に実施します。当日は、STEM分野で活躍する社会人女性として、奥村 優さんと神谷 優さんが登壇し、具体的なキャリアパスについてお話しいただきます。 参加お申し込みはこちらから: https://www.shinfdn.org/posts/IqchcA6x
■背景
日本では、女性の社会進出が進んでいる一方で、STEM(科学・技術・工学・数学)分野での女性の割合は依然として低く、2023年度の理工系学部入学者のうち女性はわずか19%です。しかし、STEM分野でのキャリアは今後ますます需要が高まる分野であり、女性が経済的自立や高収入を実現する上で重要です。AI(人工知能)、データサイエンス、バイオテクノロジーなどをはじめ、これらの分野では技術の進歩が著しく、経済的な安定だけでなく、社会的な貢献度も高く、多くの女性が自分の能力を最大限に発揮できる機会があります。
また、日本の女子生徒はPISAデータで数学のスコア平均値は531と、OECD平均を大きく上回るスコア(OECD平均 男子:477、女子:468)であり、STEM分野で活躍する可能性が十分にあると期待されています。
本イベントを通じて、中高生女子とその保護者は、今後の社会に対応したキャリアや進路選択について専門家から話を聞き、具体的な将来像を描く機会を得られるほか、STEM分野で活躍する若手社会人女性の体験談を通じて、学部選びやキャリアパスについての理解を深めることができます。
■イベント概要
日時:7月30日(火) 19:00-20:10
実施方法:オンラインセミナー(Zoomウェビナー配信、参加無料/事前申込制)
共催:公益財団法人山田進太郎D&I財団、高校生新聞(株式会社スクールパートナーズ)
参加方法:
以下の公式ホームページリンクよりお申し込みください。
https://www.shinfdn.org/posts/IqchcA6x
■イベント内容:
1.オープニング
2.メインセッション
「未来の働き方を知ろう!女子におすすめの5つの職業と理由。大学や学部選びはどうなる?」(ジャーナリスト・浜田 敬子氏と財団常務理事COO石倉、現役若手STEM社会人女性とのパネルセッション形式)
3.質疑応答
4.各種お知らせ
■登壇者プロフィール:
浜田 敬子氏
ジャーナリスト
1989年に朝日新聞社に入社。99年からAERA編集部。副編集長などを経て、2014年からAERA編集長。2017年3月末に朝日新聞社を退社後、世界12カ国で展開する経済オンラインメディアBusiness Insiderの日本版を統括編集長として立ち上げる。2020年末に退任し、フリーランスのジャーナリストに。2022年8月に一般社団法人デジタル・ジャーナリスト育成機構を設立。2022年度ソーシャルジャーナリスト賞受賞。2023年10月からBリーグ理事も務める。「羽鳥慎一モーニングショー」「サンデーモーニング」「News23」のコメンテーターや、ダイバーシティなどについての講演多数。著書に『働く女子と罪悪感』『男性中心企業の終焉』『いいね!ボタンを押す前に』(共著)。
奥村 優さん
旭化成ホームズ株式会社 インフラビジネス推進室 電力事業サービス開発担当
高校生の頃化学と物理を好きになったことをきっかけに、横浜国立大学・東京工業大学院に進学をして化学(環境工学)を学ぶ。大学院修了後の2019年、総合重機系メーカーの新規事業部門にて化粧品用途開発職としてキャリアスタート。その後エネルギー業界をターゲットにしたコンサルティングファームにて経験を積んだのち、現職ハウスメーカーにて、データ分析を軸に、電力事業のサービス開発を担当。
神谷 優さん
株式会社サイバーエージェントTech DE&I Lead 兼 Developers Connect室マネージャー 兼 ソフトウェアエンジニア
株式会社サイバーエージェント新卒エンジニア職1期生入社。入社3年目よりスマートフォンDivisionボードメンバーとして複数のサービス立ち上げに携わる。2015年以降3度の育休を挟みつつ、定額制音楽配信サービスにてソフトウェアエンジニアとして、子ども向けプログラミングサービスにて海外開発部門責任者として長くtoC向け開発に携わる。2024年2月よりDevelopers Connect室マネージャーを兼務。 業務外ではIT業界のジェンダーギャップ解消をライフワークとしており、NPO法人Waffleにてプロボノとして、Ms.Engineer株式会社にてco-founderとして参画。 2022年Women Techmakers Ambassador就任。
■モデレータープロフィール:
石倉 秀明
山田進太郎D&I財団常務理事COO
2005年に株式会社リクルートHRマーケティングでキャリアをスタート。その後、リブセンス、DeNA、起業などを経て2016年より株式会社キャスター取締役COOに就任(2021年より取締役CRO)。創業期よりフルリモートワークで組織を運営し、複数の新規事業の立ち上げ、営業、マーケティング、広報などの管掌役員を歴任。47都道府県、23か国で800名以上がフルリモートワークで働く企業規模にまで成長させ、2023年10月の東証グロース市場上場に貢献。2024年2月より当財団COO就任。
■高校生新聞について
高校生新聞は、全国の高校生のためのメディアです。高校生の活躍の取材記事、高校生活を充実させるためのアドバイス、学習法、大学進学や進路選択に役立つ情報、10代の流行など幅広いニュースを取材し、発信しています。1993年創刊の紙面版は全国の高校の教室で愛読されています。インターネット版「高校生新聞オンライン」は高校生に加え中学生、保護者層も含めて愛読されており、LINE版の登録者は100万人を超えました。読者の希望者が高校生記者として企画や取材、執筆を担当するなど、読者参加型の編集体制が業界でも注目されており、2021年にはスマートニュース社のベストパートナー賞を受賞しました。高校生のためのイベントやコンテストも多数運営しています。
高校生新聞オンライン:
https://www.koukouseishinbun.jp/
■公益財団法人山田進太郎D&I財団について
D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の推進を通じて、誰もがその人の持つ能力を発揮し活躍できる社会の実現を目指し、2021年7月にメルカリCEO山田進太郎によって設立された公益財団法人です。
特にSTEM(理系)分野のジェンダーギャップに注目し、中高生女子がSTEM分野への進学やキャリアを検討し、自己決定する機運を高めることを目的に奨学金事業を展開しています。財団は、2024年7月より、新たな事業「Girls Meet STEM」を開始します。「Girls Meet STEM」は、財団が実施する中高生女子向けのプログラムで、全国の企業や大学でオフィスツアーやキャンパス・研究室を実施し、STEM分野で学ぶ学生や活躍するロールモデル女性と交流する機会を提供します。通年で開催され、対面およびオンライン形式で参加可能です。
代表理事:山田 進太郎(メルカリ創業者、代表執行役 CEO)
設立年月日:2021年7月1日(木)
公益財団法人山田進太郎D&I財団公式ウェブサイト:
https://www.shinfdn.org/
「Girls Meet STEM」公式ウェブサイト:
https://www.shinfdn.org/gms
【一般のお問い合わせ先】
公益財団法人山田進太郎D&I財団事務局
Eメール:info@shinfdn.org