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COMPUTEX TAIPEI 2024レポート 第75回

簡易水冷にも空冷にもLCD

COMPUTEXでも多数登場、LCD付きCPUクーラー時代到来の予感!

2024年06月26日 12時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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LCD付CPUクーラー時代到来の予感がします。写真はLian Liの「HydroShift LCD 360RGB」

 6月4日から7日まで開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2024。ブースを巡っていて気になったのは、CPUクーラーにLCDディスプレーを搭載したモデルが多数登場してきているという点です。

 今まで簡易水冷のポンプヘッドにLCDディスプレーを採用しているモデルはありましたが、今後はさらに増えていきそうです。また、従来はポンプヘッドのディスプレーは丸形がほとんどでしたが、四角のモデルも増えて行くだろうなといった印象を受けました。

MSIから登場した四角いLCDディスプレー付きCPUクーラー

ASUSも

こちらはDeepCoolのモデル

zalmanというメーカーにも展示してありました

細いLCDを搭載したモデルも

CORSAIRのモデルは、ポンプヘッドを付け替え可能です

GAMDIASの「CHIONE M4-240 ELITE」

In Winの「LR36」

「AR36」

Thermaltakeの「TH 240/360 V2 Ultra EX」

Aero Coolの「Spectro Vision L360」

CoolerMasterの「MASTERLIQUID 360 ION」

 さらには簡易水冷だけでなく、空冷CPUクーラーにもディスプレーを搭載するモデルが増えていきそうです。

DeepCoolの「ASSASSIN IV VC VISION」

こちらは「AK400 DIGITAL PRO」

Zalmanの「CNPS9X PERFORMA PLUS DS BLACK」

「CNPS14X DS BLACK」

CNPS13X LCD BLACK

GAMDIASの「BOREAS M2-61L」

Thermaltakeの「MAGAir 600 Ultra」

 湾曲タイプのLCDディスプレーを搭載するCPUクーラーもいくつか見つけました。こちらも今後は増えていきそうな予感がします。

ASUSの湾曲ディスプレー搭載水冷CPUクーラー

こちらは曲げて縦にのばすことができるようです

TRYXの「Panorama」

ENERMAXブースのPCケースに入っていた湾曲ディスプレーのCPUクーラー。こちらは販売は未定とのこと

 そのほか、CPUクーラーではないですが、ケースファンにホログラムを浮かび上がらせるという変わり種「Holo Fan」や、ケース自体にタッチ対応ディスプレーを搭載する「Y70 Touch」もありました。CPUクーラーだけでなく、ファンやケース自体にディスプレーを搭載することも、今後は増えるのではないでしょうか。

「Holo Fan」

ホログラムで画像を表示させることができる

「Y70 Touch」

 PCパーツやケースにディスプレーを搭載して、さまざまな情報や画像、動画を投影し、普通のディスプレー以外の場所にも表示できるようにするというのが、今後のPC自作のトレンドの1つになっていきそうですね。日本でも、今後どのようなモデルが登場するのか、期待して情報を追っていきたいです。

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