りゅうを助けに行こう! 福岡アジア美術館にて「おいでよ!夏の美術館vol.1 エルマーのぼうけん展」7月16日~8月25日開催

文●九州LOVEWalker

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 福岡アジア美術館は7月16日~8月25日、「おいでよ!夏の美術館vol.1 エルマーのぼうけん展」を開催する。

 「エルマーのぼうけん」は、9歳の男の子エルマーが、誰も傷つけることなく知恵を絞り、機転をきかせてとらわれたりゅうの子を助けに行く冒険物語。1948年から51年にかけて「エルマーのぼうけん」「エルマーとりゅう」「エルマーと16ぴきのりゅう」の3冊の物語がアメリカで出版され、半世紀以上たった現在も世界中で愛されている。

 日本初となるこの展覧会では、70年以上前に描かれた130点を超す貴重な原画やダミー本など制作の資料を日本で初公開。さらには、エルマーの冒険を会場内で楽しむために、絵本の世界に入って遊べる4つの展示を用意。自分がエルマーになったように、ワニの背中をジャンプして川を渡ったり、嵐の中、りゅうとともに海を超えたり、そらいろこうげんに向けて空を飛び、15匹の捕われのりゅうを見つけ一緒に脱出できる。

PLAY!MUSEUMの様子
 

 4つのシーンを中心に、光や映像、立体造作による演出によって、わくわくする冒険を体験できる。さらには、動物たちの鳴き声、りゅうが羽ばたき空を飛ぶ音、洞穴から脱出するりゅうたちの大さわぎが聞こえてくる、Audio-Technicaの協力で実現する「音を感じる展覧会」となっている。

PLAY!MUSEUMの様子

PLAY!MUSEUMの様子

 りゅうのぬいぐるみやマスコット、ウォータードームといった立体、さらには美しい原画をあしらった「Dragon’s Market」 ブランドのヴィンテージ感あるカップ&ソーサーやバッグ、雑貨類。エルマーのぼうけんには欠かせない歯ブラシやキャンデーなど、物語に登場するアイテムも並ぶ。そのほか、親子で身に付けることのできるカラフルなTシャツやステーショナリーが勢揃いする。

エルマーのぼうけん展 オリジナルグッズ

 また、作者ルース・S・ガネット氏の幼少期の写真やノート、挿絵を担当した義理の母ルース・C・ガネット氏と共に作り上げた試作本等、物語が描かれた背景も紹介する。

福岡会場限定ビジュアル

福岡会場限定ビジュアル

おいでよ!夏の美術館vol.1 エルマーのぼうけん展
会期:7月16日~8月25日 ※会期中無休
観覧時間:9時30分〜17時30分 ※最終入場は17時30分まで
会場:福岡アジア美術館 7階 企画ギャラリー(福岡市博多区下川端町3-1)
観覧料金:一般1400円(1200円)/高大生1000円(800円)/小中生700円(500円)
※( )内は20名以上の団体・前売り料金 
※身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳の提示者本人とその介護者1名、特定医療費(指定難病)受給者証・特定疾患医療受給者証・先天性血液凝固因子障害等医療受給者証・小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者本人は無料
※再入場不可
※未就学児無料
チケットは、アソビュー、ローソンチケット(Lコード:83557)、チケットぴあ(Pコード:686-983)、楽天チケット等で販売中

© Dragon Trilogy Irrevocable Trust Kerlan Collection of Children's Literature, University of Minnesota Libraries, USA.
Designed by Ryuto Miyake

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。