日本経済新聞社
日本経済新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:長谷部剛)は2024年6月28日、米アップルのゴーグル型ヘッドマウントディスプレー(HMD)「Vision Pro(ビジョンプロ)」向けアプリ「日経空間版」をリリースします。ビジョンプロ独特の広大な3D空間を利用してコンテンツを立体的に見せるアプリで、従来のニュースアプリと全く異なる新しいユーザー体験を提供します。ビジョンプロの国内発売日(6月28日)以降、App Store からダウンロードできます。当初は一部機能を搭載し、主に日経電子版の有料会員向けに実験的に提供。順次機能を追加・改善し、将来の本格的なサービスに育てていきます。
■ 朝刊・夕刊の各ページを空間上で一望でき、本文も読める「Paperium (ペーパーリウム)」
新聞の全てのページが空間上に浮かび俯瞰できる全く新しいUI(ユーザーインターフェイス)を提供します。ビジョンプロが持つ視線追跡の機能を活用し、読みたい紙面に視線を合わせて指でタップすると選んだ紙面が手前に近づき、記事の見出しやテキストを拡大できます。広大な3D空間を活用したUIを通じて、これまでに類を見ない立体的でバーチャルな新聞紙面をお届けします。(日経電子版有料会員限定)※特許出願中
Paperium(ペーパーリウム)のイメージ画像
■ 関連記事群をAIが抽出、空間上に年表のように表示する「StoryFlow (ストーリーフロー)」
興味ある記事の関連記事群を空間上に時系列に浮かべて表示する機能もご用意しました。3D空間を効果的に利用し、興味ある記事の背景や前後関係の理解を助けます。(日経電子版有料会員限定)※特許出願中
StoryFlow (ストーリーフロー) のイメージ画像
■3D空間を最大限活用したビジュアルデータコンテンツ
リリース企画として、日経電子版のビジュアルデータコンテンツ「『地震列島』日本」を日経空間版用に再構成した3Dコンテンツを公開します。このコンテンツはアプリをダウンロードすればどなたでもご覧になれます。気象庁のデータをもとに、直近約100年におきた地震を3D空間上にマッピング。片手や両手で拡大・縮小・回転でき、様々な角度からこれまでに発生した地震の規模や震源などを閲覧できるようにしました。3D空間を最大限に活用したコンテンツを順次提供予定です。
3Dビジュアルデータコンテンツのイメージ画像
■「b8ta Tokyo - Yurakucho」で「日経空間版」を体験
6月28日~7月11日まで、ベータ・ジャパンが運営する体験型ストア「b8ta Tokyo - Yurakucho」に日経空間版を出品いたします。ストア内では実際に日経空間版の世界を体験することが可能です。豊富な知識を持ったb8taテスター(店舗スタッフ)が日経電子版との違いや使用方法についてご説明させていただきます。
【日時】6月28日~7月11日 午前11時~午後7時30分
【場所】b8ta Tokyo - Yurakucho(東京都千代田区) b8ta について https://b8ta.jp/
※眼鏡をご利用の方はご自身の視力に合わせた補正レンズをつける必要があります。体験型ストアには補正レンズのご用意がありませんことをご承知おき頂けましたら幸いです。