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COMPUTEX TAIPEI 2024レポート 第45回

PhanteksのPCケース「Evolve X2」がスゴイ

見た目スッキリに全振りしたら、こんなPCケースになるのかも!

2024年06月07日 14時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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Phanteksのブースに置いてあった「Evolve X2」

 COMPUTEX TAIPEI 2024に合わせて、Phanteksはグランドハイアット台北にプライベートショールームを構えていた。そこには、同社の新たなPCケースや自作PCパーツの新製品がズラリと並んでいた。

ケーブルやネジ、隠せるものは全部隠す! に情熱を捧げたPCケース

ケーブルが、ない!

 中でも、ひときわ目立っていたのが、PCケース「Evolve X2」だ。このケースは、前面、左右のパネルにガラスを採用しており、どこから見てもケース内部が丸見えとなる。しかし、パッと見たときに感じた違和感はそこではなく、どこから見ても細かいケーブルが一切見えないのだ。

 Evolve X2は、裏配線マザーボードに対応しているため、左側面をみるとケーブルがほとんど見えない。それだけでなく、マザーボードの背面を隠すカバーと、電源を隠すカバーが備わっているので、右側面を見てもケーブルは見えない。

左サイドと正面だけでなく、右側もガラスパネルを採用している

裏配線マザーボードに対応するほか、そのケーブルすら隠れるようにカバーが備わっている

 底面に備わるファン3基も、ケースのカバーに覆われており、スッキリ感がある。展示されていたコンセプトモデルでは、厚さ30cmのファンが搭載されていたので少しはみ出ていたが、25cmのファンであればすっぽり埋まるとのことだ。

設置してあったモデルは30cmファンが使われていたのでちょっとはみ出ていたが、25cmのファンがすっぽり収まる

ネジも隠す徹底ぶり

パーツを外すとネジが見える

 ではエアフローはどうなのかというと、そこも抜かりはない。底面から冷たい空気をケース内部に取り込み、背面と天面から排気する。面白いのが、ケースの左側に座った際に、温かい空気が当たらないように右に流れる構造になっている点。インターフェースもアクセスしやすいように左側面の前方に備えるのも好印象だ。

天板のこの形状により、暖められた風は右に流れていくようになっている

インターフェースが左サイドに搭載されているので、アクセスしやすい

 ブースには、上下がシルバーとゴールドの2モデルが展示してあった。そのほかのフレーム部分は黒で統一されていて、高級感があるのもいい。自作する際に、見た目を超スッキリさせたいんだ! という人は、要チェックなケースだ。

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