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PC/IT系編集者の心構えに通ずるありがたい説法も

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

2024年06月08日 10時00分更新

文● ジサトライッペイ 編集●ASCII

提供: インテル株式会社

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PC/IT系編集者にも通ずるインテルPCマイスターの心構え

 最後はミニテストの解説ですが、僕の解答はすべて正解だったようでほっとしました。しかし、それよりもなによりも、その解説の前に伝えられた「インテルPCマイスターとして気を付けてほしいこと」のほうが心に響いたので、ご紹介します。

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

インテルPCマイスターとして気を付けてほしいこと

 1つ目、「Webの情報を鵜呑みにしないこと」。これは僕が若手の時に上司によく言われたことでもあります。これは「自分自身で得た情報以外はまず疑いましょう」ということ。

 人間誰にでもミスはあります。「たとえメーカーさんの公式ページでもおかしいなと思ったら、電話をして確認しろ」と何度も上司に言われました。実際それで発覚した表記ミスや誤情報は少なくありません。もちろん、ほかのメディアさんの記事を同業者だからと言って、裏を取らずに信じることも論外です。

 そして、2つ目の「わかりやすい言葉で、正確な表現で伝える」もすごく大事なことです。これはPC/IT系メディアがずっと抱えている永遠の課題と言ってもいいでしょう。

 PC/IT系の業界は専門用語が多く、その1つ1つを平易な表現を用いて、正確に説明するとなると、どうしても記事が長くなってしまいます。しかし、基本的に長い記事は万人受けしません。

 とはいえ、そこをショートカットするために比喩や例え話を多用すると、今度は「正確な表現」から遠ざかります。要はそのバランスなのですが、「ちょうどいい説明」は読者ごとのリテラシーによって異なります。

 ゆえに、「PC自作初心者向けの記事だから、なるべく専門用語を使わずに書こう」とか、「最新CPUのベンチマーク主体の記事だから、基礎知識を持っている人向けに用語説明は最新ワードに限定しよう」となるわけです。

 インテルPCマイスターは「PC自作の伝道師」。上級資格者にもそういった心構えが必要だってことですな。今年で編集者歴19年目。初心がうすぼけてきているこのタイミングで、身が引き締まりました。

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

今回の受講者はPCショップ店員など、全員PC/IT系の仕事に従事する人。日頃様々なリテラシ―のお客さんを相手にする商売柄、その重要さと難しさをかみしめているようでした

まとめ:試験結果は見事「合格」!上級マイスター・イッペイ爆誕

 そして、インテルPCマイスター・上級補講の結果はと言うと、無事合格通知を5月22日に受け取りました。これにて不眠症気味になった浪人生活からおさらばです。やったー!

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

「貴殿は合格となりました。」の1文が、額に飾っておきたいほどうれしかったです

 そして、今後はインテルPCマイスター・上級マイスターのジサトライッペイとして、その肩書に恥じぬよう行動していく所存です。秋葉原であのバッジを付けた僕を見かけたら、ぜひお気軽にPC自作についてご相談ください。36協定の許す限り、わかりやすくお答えします!

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

インテルPCマイスターの上級資格は、取得して終わりではありません。変化の早いPC/IT業界。学び続けることが肝要なのです

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