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PC/IT系編集者の心構えに通ずるありがたい説法も

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

2024年06月08日 10時00分更新

文● ジサトライッペイ 編集●ASCII

提供: インテル株式会社

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まずは肩慣らしのPC自作、制限時間は90分

 座学の次はいよいよPCの組み立て。与えられた時間は90分。目の手術をしたばかりだったので若干不安でしたが、CPUクーラーは取り付けが簡単なインテルの純正品だったこともあり、50分弱で完成しました。

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

PCの組み立て自体は試験の結果とは直接関係ありませんが、上級マイスターを目指す者としてはできて当たり前のこと。ということなんでしょうな

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

術後の調子が悪く、僕の視界はまだぶれっぶれ。というわけで、暗がりの細かな確認はめちゃ不安でしたが、ポータブルLEDライトを持参してきて良かったです

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

フロントパネルケーブルは複視で20本ぐらいに見えてましたが、1本ずつ念入りに確認して挿していきました

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

配線はマザーボードに付属する説明書をスマホで撮影して拡大確認。僕の目より全然スマホカメラのほうが優秀です

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

集中しすぎてこの日のライフゲージの半分以上を持っていかれた気がしますが、おかげでBIOSは一発起動。ミニテストに向けて、休憩に入ります(横になりたいぐらい疲れました)

心温まる受講者どうしの絆とマイスターの資質

 PC自作後の休憩から会場に帰ってくると、まだてこずってるご様子の若い受講者の方がおりました。当日講師を務めていた上級マイスターのむらたさん(なんとお手伝いでご参加なさっていたそうな!)のほか、僕も含めた受講者全員で原因を探ります。

マニュアルを片手に、メモリーの優先スロットやフロントパネルケーブルの配線などを1つずつ確かめていきます

 図らずもこのあと行うミニテスト(とある理由でBIOSが起動しないPCの原因を解決する試験)の予行演習みたいになりましたが、みんなであれも違うこれも違うと確認する作業はかなり楽しかったです。

 コロナ禍(フルリモート)前の編集部もこんな感じで、なつかしくなりましたね。よく若手がPC自作でトラブルになると、ベテラン勢がわいわい集まってきてあーだこーだと盛り上がったものです。

 インテルPCマイスターの目的は、「カスタムPC(自作PC)の面白さや奥深さなどを人々に伝える伝道師の育成」にあります。ゆえに、こんなトラブルも楽しんでいこうと、初心者の方に伝導していく姿勢もマイスターとしての大事な資質なのかもしれませんね。

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

無事、BIOS起動成功。笑顔が素敵ですな。PC自作歴が長くなるほど、自分よりもほかの人のPC自作が成功した時のほうがうれしくなってきますよね。不思議なもんです

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