異国文化に焦がれた幕末の志士が集う酒場が丸の内に! これは雰囲気あっていいかも

文●風都ナツメ(LoveWalker編集部)

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「The SG Tavern」の店内

 5月28日(火)に丸の内にオープンしたレストランバー「The SG Tavern(エスジータバーン)」が良い感じです。

 「幕末、西洋を目指して世界を横断した若者たちが開業した酒場」というコンセプトで、ほのかに文明開化期を思わせる店内で、さまざまな国のメニューやオリジナルカクテルが楽しめます。

 とはいえ、料理もお酒も、ちゃんと今風のおしゃれなグルメなのでそこはご安心を。女子ウケしそうな感じもありますので、次に友人たちと飲むときはこのお店がいいかも。

航海先の景色が見えるメニューやドリンク

 5月28日(火)、丸の内にレストランバー「The SG Tavern(エスジータバーン)」がオープンしました。ここでは「1865年、薩摩藩の侍19人は西洋の技術と知識を学ぶため、鎖国の禁を破り英国へと旅立ちました」という史実をもとにしたオリジナル料理やドリンクが楽しめます。

神戸ビーフシチュー

「The SG Tavern」のメニュー
「The SG Tavern」のメニュー

オープン時のフードメニューは「甘鯛のフィッシュアンドチップス」「英国豆のフムス」など16品

 秘伝のソースで6時間煮込んだ「神戸ビーフシチュー」、季節の魚を使った「甘鯛のフィッシュアンドチップス」など、旅の航路を意識した一品が並びます。フードを監修したのは、「世界のベストレストラン50」で2009年から14年間連続で受賞するなど世界に認められた「NARISAWA」の成澤由浩シェフ。和食とフレンチを手掛けているイメージがあったので、成澤シェフ監修の中東料理や東南アジア料理もあるとなると、ぜひ食べてみたい!

薩摩

「The SG Tavern」のドリンク

黄金の雫

「The SG Tavern」のドリンク

 ドリンクは香港、ボンベイ、マルタ島など寄港地をイメージしたハイボールや、当時の時代背景や留学生たちのエピソードをモチーフにしたカクテルなど。国産ワインや地酒もそろっています。そのドリンクが作られた背景を想像しながら飲みたいですね。

「The SG Tavern」の店内

 店内には若者たちが立ち寄った当時の都市の写真が飾られているなど、インテリアにもこだわりが光ります。特に歴史に詳しくなくても、当時の雰囲気を想像しながら過ごせそう。テーブル席以外にカウンター席もあるので、まずは一人で下見に行ってみようかな。


The SG Tavern(エスジータバーン)
住所:東京都千代田区丸の内1-4-1 丸の内永楽ビルディング 1階
電話:03-6259-1886
席数:36席(テーブル26/カウンター10)、スタンディング21名
営業:17:00~23:00(Food L.O 22:00 / Drink L.O 22:30)
定休日:当面の間月曜定休
予約:https://www.tablecheck.com/shops/the-sg-tavern/reserve


文 / 風都ナツメ(LoveWalker編集部)

東北出身。
居酒屋や旅先では初めて見る郷土料理や海外メニューを頼みがち。