「JAPANNEXT 上総中川駅」誕生の経緯をいすみ鉄道の社長にインタビュー
ディスプレー会社が駅名に!? JAPANNEXT×いすみ鉄道の異色コラボはなぜ実現したのか
提供: 株式会社JAPANNEXT
自分が楽しいと思っていないことはやってはダメ
――今後、JAPANNEXTさんとやっていきたい施策などは何かありますでしょうか?
古竹氏:鉄道事業というとやっぱりアナログな部分も多いのですが、デジタル分野での情報発信などは、教えていただきながら一緒にやっていけたら嬉しいですね。SNSの活用などについても、ぜひ教えてもらえればと思っています。
――サイネージなどで、掲示をデジタル化できるという利点もありそうですね。
古竹氏:あとは、期間限定で駅を変えながら、定期的にいろいろな施策ができたら面白いですね。一度やって終わりでなく、定期的に行なうほうが長期に渡ってPR効果が見込めるので。次のオリンピックの機会などにも、何かできたらいいかもしれませんね。
――鉄道という枠に縛られずに、柔軟に面白い施策を取り入れていこうという思いを感じられましたが、やはりその辺りは意識されているのでしょうか。
古竹氏:やっぱり、自分が楽しいと思っていないことは基本的にやってはダメだと思っているんです。それが社員たちも楽しいと思えて、さらに地域の人たちにもそれが伝わっていけば、一番いいと考えています。
――鉄道のような公共性の高い事業ですと、攻めた施策をすると世間の目なども厳しいところだと思いますが、その辺りのバランスはどのように考えていらっしゃるのでしょうか?
古竹氏:今はアクセルも思い切り踏むけど、ブレーキも思い切り踏む、ということをしないといけない時代だと思っています。なので、そこがちゃんと狙ってやっている、というのが見えたほうがいいなとは思います。
小さな無人駅の小さな変化
それが未来につながる一歩になるかも?
今回の施策に関するインタビューで感じたのは、いすみ鉄道という会社の柔軟さや決断の速さ。そういったところは、JAPANNEXTと通じるところもあるように思います。
そういった社風を支えているのは、やはり古竹氏の考え方あってのものでしょう。今回、JAPANNEXTとのコラボレーションが実現したのも、この両社ならではでないでしょうか。
インタビュー後には、ラッピングトレインに乗って大原駅からJAPANNEXT 上総中川駅まで移動。社内にはJAPANNEXTのポスターが見られました。緑豊かな沿線の風景には、季節によって菜の花や桜も見られるそうです。
そうしてやってきたJAPANNEXT 上総中川駅は、趣深い無人駅。駅の表札にはしっかり“JAPANNEXT”の文字があります。さらにNが赤文字になっている部分まで再現されています。
実際、駅自体の変化としてはあまり大きいものではないのかもしれません。しかし、この変化がさらに大きな変化を呼び、やがて地域を盛り上げることにつながっていくという可能性もあります。
皆さんも機会があれば、ぜひラッピングトレインに乗り込んで、いすみ鉄道の風景を楽しんでみてはいかがでしょうか。ノスタルジーの中にも新しさを取り入れようとする、同社の心意気を感じていただければ幸いです。
(提供:株式会社JAPANNEXT)
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