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外付けSSDのセキュリティ設定やメモリーカードの真贋判定に対応

M3 MacBook AirでmacOS版 「Samsung Magician」を試してみた

文●飯島範久 編集●ASCII.jp編集部

提供: 日本サムスン

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メモリーカードは偽物診断ができる
正規品でないとMagicianの機能が使えない

 続いて、microSDカードを接続してみた。512GBの正規品と現時点で存在しない2TBの偽装品で、Magicianがどのように振る舞うか確認してみた。結果としては、512GBはSDカード用のメニューに切り替わり、状態も確認できたが、2TBのほうはmacOS上のMagicianでは認識されず、Parallels Desktop上では認識されたものの、状態が確認できなかった。

 これは、偽装品とMagicianが判断したため、このような動作になったようだ。いずれもドライブとしてマウントできアクセスできるが、正規品か否かの判断を、このMagicianで確認できる。

左が正規品の512GB SDカード、右が偽装品の2TB SDカード。よく見ると「SAMSUNG」が「SANSUNG」になっている

microSDカードを読み取るために、USBハブを介してカードリーダーを使用

512GBのSDカードを接続すると、きちんと認識して状態も確認できる。画面はmacOS上のMagician

WindowsのMagicianの画面。こちらも認識して状態も確認できる

一方、偽装された2TBのSDカードは、macOS上のMagicianでは認識されず、Parallels Desktop上のWindowsでは、認識はされるものの状態の確認や機能は利用できない

データの詳細を見ても、正規品で表示される識別番号が表示されず、怪しいことがわかる

こちらは512GB SDカードのデータ詳細画面。識別番号が表示される

Samsungストレージと合わせてMagicianの導入を

 Magicianを導入することで、ストレージの状態やパフォーマンスの確認、セキュリティの強化など、特にポータブルストレージやSDカードを使いこなす上で重要な役割を果たすはず。Windowsはもちろん、今回の検証でmacOSでもポータブルストレージやメモリーカードでは問題なく活用できることがわかった。

 最初のインストール時だけやり方を理解していれば、OSをまたいでデータのやり取りをセキュアで使いこなせる環境を構築できる。Magicianは無償提供なので、Samsung製ストレージを利用していれば、導入しない手はない。

MagicianソフトウェアのmacOS対応でSamsung製SSDの利便性が大きく高まった

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