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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第59回

JONSBO「C6 Handle」

【鉄板&旬パーツ】ギッシリ詰め込んだ感が最高な小型ケースでPCを組んだら想定外のことが多数起きた

2024年05月18日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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内部が狭いだけにパーツ選びが超重要!

 価格のわりに品質や作りがしっかりしているJONSBO「C6 Handle」でゲーミングPCを組むべく、選んだのがRyzen 7 7800X3Dをはじめとしたリストのパーツたちだ。

マシン構成
CPU AMD「Ryzen 7 7800X3D」
(8コア/16スレッド、最大5.0GHz)
5万9000円前後
CPUクーラー ID-COOLING「IS-55-BLACK」
(120mmファントップフロー)
5000円前後
マザーボード MSI「B650M GAMING PLUS WIFI」
(AMD B650、Micro ATX)
2万1000円前後
メモリー DDR5-6000 32GB
(16GB×2、DDR5-6000)
1万9000円前後
ビデオカード MSI「Geforce RTX 4070 VENTUS 2X 12G OC」
(GeForce RTX 4070、GDDR6X 12GB)
8万8000円前後
ストレージ Crucial「T500 2TB CT2000T500SSD8JP」
(2TB、NVMe PCIe4.0×4)
2万5000円前後
PCケース Jonsbo「C6 Handle Black」(ミニタワー) 7000円前後
電源ユニット MSI「MAG A850GL PCIE5」
(850W、80PLUS GOLD)
1万6000円前後
ファン ADATA「XPG VENTO PRO 120 PWM VENTOPRO」
(120mmファン)
1800円前後
ファン ARCTIC「P14 MAX」(140mmファン)×2 3600円前後
総額(税込)   24万5400円

※価格は5月14日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。

CPUはゲーム特化のRyzen 7 7800X3Dを組み合わせてみた

 空冷でも十分運用できる16スレッドCPUのRyzen 7 7800X3D。CPUクーラーは全高75mmまでになるが、トップフロー型なら選択肢は多めだ。ここでは全高55mmのID-COOLING(アイネックス)「IS-55-BLACK」を選択した。と言っても、ファンはデフォルトの薄型から、25mm厚となるADATA「XPG VENTO PRO 120 PWM VENTOPRO」に交換している。

ID-COOLING「IS-55-BLACK」

ADATA「XPG VENTO PRO 120 PWM VENTOPRO」。定番120mmファンのひとつで、最大回転数が2150rpm、最大風量は75CFMになる

付属の25mm厚ファン用ネジで、デフォルトの薄型ファンから換装している

 ゲーミングPC自作で重要なビデオカードの選択肢は若干限られるが、フロントにストレージやファンを取り付けないなら、全長255mmまでのカードを収められる。ここでは2スロット仕様でカード長が242mmのMSI「GeForce RTX 4070 VENTUS 2X 12G OC」を組み合わせている。同サイズでRTX 4070 SUPER/RTX 4070 Ti/RTX 4070 Ti SUPERモデルをラインアップしているので、MSIのVENTUSシリーズは狙い目だ。

GeForce RTX 40 VENTUS 2Xシリーズは、2スロット仕様のデュアルファンGPUクーラーを搭載する

 マザーボードは、B650チップセット採用のMSI「B650M GAMING PLUS WIFI」をチョイス。10+2+1フェーズで、8ピン×2仕様のCPU12Vコネクターを備えた強力な電源回路に、メインとサブのM.2スロットに備えるM.2ヒートシンクや、2.5ギガビットLANならびにWi-Fi 6を装備し、価格は2万円前後とコスパ優秀な1枚になっている。

Micro ATXマザーボードのMSI「B650M GAMING PLUS WIFI」。シルバーカラーのヒートシンクが良いアクセントになっている

8コア/16スレッドCPUのRyzen 7 7800X3Dを安心して組み合わせられる10+2+1フェーズの電源回路を実装

CPU12Vコネクターは8ピン×2仕様だ

放熱面積を増やしたフィン形状ヒートシンクで、電源回路をしっかりと冷却する

PCIe4.0×4対応のM.2スロットを2基装備。ともにM.2ヒートシンクを備えているうえ、2基ともCPU直結なのがポイント

 そのほか、DDR5-6000駆動のDDR5メモリーや、PCIe4.0×4対応NVMe SSDのCrucial「T500 2TB」、定番人気となっているATX電源ユニット「MAG AGL PCIE5」シリーズを組み合わせている。

電源ユニットはATX規格で、容量850WのMSI「MAG A850GL PCIE5」を選択している。12VHPWRケーブルを除き、フラットケーブルを採用している

吸排気用には、高風量を手ごろな価格で実現するARCTIC製140mmファンの「P14 MAX」を用意した

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