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「VX2428-7」3台でマルチディスプレーに挑戦 3画面でビジネスも趣味も新NISAも作業効率が断然アップする!

文●宮崎真一 編集●ASCII

提供: ビューソニックジャパン

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ベゼルが細いフレームレスデザイン 
前後の傾きを変更できるチルト機能を装備

 さて、VX2428-7の外観は黒一色で落ち着いたモデル。ゲーミング向けモデルながらもLEDなどは搭載されておらず、オフィス用途でも十分利用できる外観と言える。

黒一色の外観で、落ち着いた印象のモデルだ

 液晶パネルのベゼルは、非表示領域を含めても実測で7mmほどしかない極狭縁デザイン。そのため、マルチディスプレーとして並べて使用するときでもフレームの存在が気にならない。動画やゲームをフルスクリーンで表示させたときの迫力もかなりのものだ。

ベゼルの幅は実測で約7mm。複数枚並べても、ベゼルが気になることはない

 スタンドは、ハの字型の台座に支柱を組み合わせたもの。台座は一辺が230mmで、脚どうしは約100度の角度がつけられており、安定感は良好だ。台座と支柱の固定は1本のネジで行なうが、ネジにはツマミが用意されているので、別途ドライバーを用意する必要がない。しかも、しっかりと固定したいと考える人のために、簡易なドライバーも付属しているあたりは好感が持てる。

 支柱の高さは100mmほどしかないが、これはスタンドを本体の中央ではなく下部に固定するためだ。スタンドは溝にはめ込むだけなので、パッケージを開封してから使用するまで、ツールレスでできるのは使い勝手がいい。

液晶パネル背面のスタンド接合部。はめ込んで固定するタイプなので、ドライバーを必要としないのは便利

 スタンドは高さ調節が用意されていないが、前後の傾きを調整するチルト機能は-5~20度の範囲で可能だ。また、100×100mmのVESA規格にも対応しているため、別途、スタンドやアームなどを使用することもできる。

前方に-5度、後方に20度の傾きを調節できるチルト機能が用意されている

 映像入力端子は、HDMI 1.4×2、DisplayPort 1.4×1という構成。どの端子でも解像度1920×1080ドットで、リフレッシュレート180Hzをサポートしている。また、約1.5mのHDMIケーブルと、約1.5mのDisplayPortケーブルが1本ずつ同梱されている。DisplayPortケーブルは、安価なものでも1本1000円ぐらいするので、それを別途用意する必要がない点はありがたい。

背面に用意されたインターフェース。左から電源端子、HDMI×2、DisplayPort、ヘッドフォン出力の順に並ぶ

 電源はACアダプターを使用するタイプで、出力は12V 2.5A、つまり30Wのものが付属。ACアダプターのサイズは幅108mm×奥行き45mm×高さ30mmとコンパクトなので、じゃまにはならないはずだ。そのほか、スピーカーは搭載しているものの音質を追求したタイプではないので、音質にこだわるなら外付けのスピーカーやヘッドセットなどを用意したほうがいいだろう。

定格出力30WのACアダプターが付属するほか、HDMIケーブルとDisplayPortケーブルが1本ずつ同梱されている

価格は実売で2万円台前半  
3画面で作業の効率向上は間違いない

 VX2428-7の価格は、実売で2万円台前半。この価格なら、3台を購入しての3画面構成というのも実現味がある。オフィス用途やクリエイティブ用途において、1920×1080ドットでは手狭に感じている人も少なくないと思うので、ぜひ3画面構成を試してほしい。

 実際、マルチディスプレーの使い勝手のよさは、筆舌に尽くしがたい。複数の画面を開いたら、それぞれの画面にウィンドウを割り振ることができるので、作業の効率はかなり向上する。より快適な環境を望むのなら、このVX2428-7で3画面構成を試してみてはいかがだろうか。

 なお、ゲーミング用途でこの3画面構成がどのようなメリットを生むのかも、とても気になるところ。そちらは後編で検証してみたい。

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