ユカイ工学、見守りロボットに新サービス「こども生活習慣サポート」
ユカイ工学は4月4日、ファミリーロボット「BOCCO emo」と一緒に子どもの生活習慣や生活リズムを整える新サービス「こども生活習慣サポート」の提供を開始した。本サービスは、BOCCO emo Wi-Fiモデル、BOCCO emo LTEレンタルモデルが対象となる。
BOCCO emoは、子どもでも簡単に家族との音声メッセージのやりとりができるロボットで、予定を音声で知らせる機能、センサーで見守る機能などが搭載されている。子どもの留守番時に外出先から声を掛けたり、朝の外出前に支度時間を知らせたりできる。
こども生活習慣サポートは、BOCCO emoが朝と夜の2回、あいさつ、歯磨き、着替え、食事、トイレなど、子どもの生活習慣や生活リズムを整えるために役立つ内容を日替わりで発話するサービス。
発話内容は、東京家政大学の監修および省エネ等に知見を有する東京ガス都市生活研究所の協力のもと作成。子どもに促したい行動を7つのカテゴリーに分類している。また、子どもに伝わりやすい表現を工夫して作成し、飽きずに楽しめるよう、季節や行事などの雑学も織り交ぜている。5月には、子どもが毎日楽しめる「今日は何の日?」の提供を開始する予定だ。
■発話内容
社会規範:あいさつ、公共でのマナーなど
食育:食事に関するあいさつやマナーなど
生活習慣・技術:睡眠・着脱衣・清潔・トイレに関すること
省エネ行動:省エネルギーや環境への配慮に関すること
学校関係:学校生活でのマナーなど
対人関係:人とより良い関係を築くために配慮すべきこと
自立支援・自己実現:災害時等に自分で身を守る方法や自立心、自己実現を育むようなもの