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オフィスで野菜を育てて食べる。屋内用野菜栽培ユニット

ドラム缶大で屋内にフィットするサイズ感

 プランティオは、4月9日に開催された「SusHi Tech Tokyo 2024」のショーケースプログラム プレミアム発表会において、新型の屋内向け野菜栽培装置「インドアファーミングユニット」を発表した。

 同社は、2025年以降顕著化すると言われている空室問題への対策をきっかけとして、2020年からインドアファーミングユニットの開発を開始。

 その後、プロトタイピングとユーザーヒアリングを繰り返す内、屋内でも野菜栽培をハブとしたコミュニケーションにニーズがあることがわかり、野菜栽培の本来持つ「育てるたのしさ、食べるよろこび」を屋内でも感じられる装置として方向性をシフトし、プロタイピングを行ってきた。

 また、ニーズ検証の過程で、マンションなどの空室よりも、オフィスシーンや、コワーキングスペース、社食など人が集う場所でのニーズが高い事が確認されたという。今回のプロトタイプver 5では、主にオフィスや、コワーキングスペース、社食などでの利用を想定し、複数名のメンバーで共同栽培できるスタイルへ変更。

 PCやスマホを充電できるコンセントや、すぐに野菜の種が取りだせるストレージを備え、コンパクトでありつつも、人との共生を鑑みたコンセプトとなっている。

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