企業で生成AIを活用できるグラファーの「ナレッジベース」が外部システムとデータ連携
グラファーは3月25日、同社の「ナレッジベース」にてGoogleドライブをはじめとする多様な外部システムと連携可能な新機能の提供を開始した。
ナレッジベースは、同社が提供している生成AIの業務活用を推進するプロダクト「Graffer AI Studio」において、多様な社内データに基づき、社内問い合わせなどへの自動応答や社内情報の検索ができるサービス。2023年8月のβ版リリースから、PDFやWordファイルを直接アップロードしたり、URLを読み込ませたりするだけで自然言語による情報検索が可能だった。しかしデータ量が膨大な場合や常に最新のデータを取り込む必要がある場合には手間がかかるという課題があったという。
今回の外部システムデータ連携機能により、手動での情報更新が不要となり、最新の情報を自動的に連携させることが可能となった。
ナレッジベースは現在、β版として一部の企業にのみ提供しており、新たに発表した外部システムデータ連携機能もβ版として限定10社の企業に提供する予定。